8日深夜、『カンニング竹山の土曜The NIGHT』(ABEMA)が放送され、詐欺メールなどで注意すべきことについて解説された。
この日は「警鐘! SNS詐欺にご用心。生放送でクリックしたらどうなる? SP」と題して、毎日のように届く不審なメールに書かれているURLにアクセスしたら何が起きるのかを生放送中に検証。ゲストには事情に詳しい多田文明氏と鬼島慶介氏を招いた。
竹山は詐欺メールについて「引っ掛からないようにするには、どうすればいいのか?」と質問。多田氏は「まず、メールのURLはタップしない」というのは大原則だと回答。
この日の放送では金銭の支払いを求められるケースが中心だったが、詐欺メールの中にはクレジットカードの情報を盗むケースもあると警鐘を鳴らして「ちゃんとURLを見る」「遷移先のサイトの日本語や住所の書き方などに不自然な点がないか」を確認してほしいと注意を促した。
多田氏によると「日本のクレジット情報って世界で一番高いらしいんです」と、日本人のクレジットカード情報が裏社会で高額取引されているため、国際的に狙われているという。
クレジットカードの情報などを入力する際に「あれ? 先にいかないな」と疑問に思い、タップしてもリンク先に進めなくなる場合について、多田氏は「(情報を)抜いて終わりなので」と、そのときには既に相手の目的は完遂していると説明すると、竹山は「ああ、そういうことか!」と納得した。
多田氏は「これ先に進まないな、ネットおかしいのかな? と思って閉じちゃうじゃないですか。もうその段階で(情報を)抜かれている可能性がありますので、すぐにクレジット会社に連絡したほうがいいです」と説明した。
番組レギュラーゲストのシャララジマが「そこで終わっちゃったら普通に『あれ? バグかな』って思って、忘れちゃう気がしますね」とコメントすると、多田氏は「そこを狙っていると思います」と指摘した。