元薬物中毒の女性がかまいたちに壮絶な生い立ちを告白。かまいたちと鬼越トマホークが恐怖に震えた。
10月17日(月)、ABEMAにて人気お笑いコンビ・かまいたちの山内健司&濱家隆一がMCを務める冠番組「ぜにいたち」#46が放送。元薬物中毒者3名が薬物にまつわるアングラ座談会に参加した。
今回の座談会には、以前「元女囚人座談会」に参加した女性も登場。女性は13歳で覚醒剤に手を出し、そこから約20年間、薬物に依存してしまったという。ちなみに、シンナーやタバコは10歳の頃から手を出していたとのこと。濱家は「13歳…丸坊主で野球してたな」と自分との違いに驚いていた。
女性が覚醒剤に陥ったきっかけは「自宅にあったから」。「父親がヤクザで」「自宅で小分けしていたのを1つくすねた」と説明した。不遇の幼少期をすごしてきた女性は、覚醒剤を使っている時だけ嫌なことをすべて忘れられたそう。「一瞬で忘れられた」「ドーパミンがわーっと出るので」と、自分には覚醒剤が不可欠と思い込んだという。
やめないといけないと思ったのは服役した時。薬物が身体に及ぼすおそろしい影響を語る中で、女性は「ずっと縫い物をしていた」「同じ場所だけを掃除していたり」と、薬物による「常同行動」というループを明かした。
女性は16・18・27歳で3回結婚していて、相手は3人とも薬物中毒者。「2番目の旦那が家の中でロケット花火を束ねてダイナマイトにして」「部屋のあちこちに置いて着火して、家が全焼した」と悲惨な体験を告白した。濱家は「なんでだろう、敵が来るみたいな?」と薬物による幻覚症状か確認。女性は「しょっちゅうでした、鳴ってもいないインターホンをのぞいたり」「否定したら殺されかねないので」と語り、鬼越トマホークの2人は「こういう見た目なんですけど本当に怖い話が苦手で」と、恐怖でどんどん縮こまっていた。