GENARATIONS from EXILE TRIBEの関口メンディーが熱血教師と覆面レスラーを演じるABEMAオリジナルの連続ドラマ『覆面D』(土曜午後10時〜)。第2話では、真面目そうに見えた生徒・岡田カズ(秋田汐梨)の妊娠騒動を描く。
【動画】産むと決断 しかし彼氏の冷たすぎる反応に彼女は…『覆面D』第2話
現代の高校生たちが直面している社会問題と、それに向き合い続ける教師を描く、鈴木おさむによる完全オリジナルストーリー。高校教師の大地大輔(関口)は、人生に早くも絶望するワケアリ生徒たちのために、正体を隠しながら覆面レスラーの覆面Dとしてリングに立つ。
校長の馬場(高橋克典)から呼び出された大輔は、あるミッションを与えられる。それは生徒の岡田(秋田汐梨)の妊娠の事実確認と、出産に対する意向、そしてお腹の赤ちゃんの父親を探し出すこと。さらに教頭の天山(大水洋介)からは、岡田を自主退学させるように念を押されてしまう。
噂であると信じたい大輔は当の岡田と対峙。妊娠の事実をストレートに問いただすと、岡田はすんなりと認めて「産むよ。もう妊娠7ヶ月だから」「校長から自主退学しろと言われた?」「産んでも私学校に来ますから」などと強い意志を覗かせる。しかも両親には妊娠の事実を伝えていないそうで、お腹の赤ちゃんのパパについては「個人情報」と大輔をシャットアウトする。絶句する大輔だったが、これも岡田の決めた道だと腹をくくり「おめでとう」と宿った命を祝福。強がっていた岡田はまさかの大輔の優しさに触れて「初めて言われた気がする。ありがとう」とポツリ。
お腹の中の子の父親は、長期欠席中の星野寛太(吉田仁人)。岡田は妊娠を気に距離を置かれており、不安と孤立を深めていたのだ。それを武藤から聞いた大輔は早速星野に会いに行くが、当の星野からは「俺は産んでほしいなんて思ってない!」と言われてしまう。この訪問が波乱を巻き起こす。
学校にやってきた星野は岡田に対して「俺、父親とかなりたくないから」「俺産んでほしいって言ってないよね?」と怒りをぶつけ、「俺の子を妊娠しているお前が学校にいたら行きにくくて」「俺の人生あんじゃん?今父親になったら、この先何もできないじゃん?」「お前の人生に俺を巻き込むな!」と一方的に責め立てる。苦しみを打ち明けるも理解を示そうとしない星野に岡田は涙を我慢して、自主退学することを告げる。すると星野は「あの先生のお陰でいいきっかけができた」と吐き捨てる。
それを立ち聞きしていた大輔は出過ぎた真似を謝罪しようとするも、岡田からは「勝手なことをしないで!こうやって前の学校の生徒も殺したんでしょ!もう学校辞める!」となじられ、すべてが裏目に出てしまう。それでも大地は「余計なことしてすみませんでした!」「岡田さんの希望を奪ってしまって、すみませんでした」「今の僕にできることは岡田さんを応援することです」「岡田さんと岡田さんのお腹の中にいる子の応援団を一人でも増やすことです」「もっとたくさんの人におめでとうと言われて生まれてきてほしい!」と熱く訴えるのだった。
落ち込む大輔は、前田力(松井利樹)に連れられBBTのジムへと向かう。変わりたいと願う大輔は、ハオウを相手にした入団テストを受けることにする。しかもリングサイドには武藤に連れてこられた岡田の姿がある。何度もハオウに倒れされるも、その度に立ち上がる大地は「こんな僕に何かできることはありますか?岡田さんは一人じゃない」などと岡田に向かって魂の叫び。岡田は思わず応援し、大輔は見事にハオウの攻撃を耐えきって入団テストに合格するのだった。
ネバーギブアップを体現した大輔に勇気づけられた岡田は、「私も諦めない!」と赤ちゃんを産むことを決意。そして大輔は謎の覆面レスラー、覆面Dになることが決定する。岡田は無事に出産することできるのか?そして、教師である大輔のプロレスデビューは実現可能なのか?