千鳥・大悟が上京する際に父親と交わした感動秘話を明かすも、苦情が相次ぐ事態となってしまった。
23日、ABEMAで『チャンスの時間』の#199が放送。話術と顔芸全く違う2つの技を組み合わせたハイブリッドな芸を切り拓く『いい話をした後に全力で変な顔をする晩餐会』を開催した。
千鳥・大悟は「あれは18歳の時。わしが高校を卒業して芸人になるって決めた時かな。島から出て高校3年間は岡山の方で1人暮らしをしていて、結局勉強もできないし大学も行かれへんし、小さい頃からやりたかった芸人になるって決めた日に親父に連絡して、『大阪出て芸人になるわ』って言った。普通芸人になるって言ったら反対とかもあるけど、親父は何も言わずに『わかった。ただその代わりお前が大阪に行く前日、1日だけわしにくれ』って」と珍しく真面目なトーンで語り始めた。
岡山県の北木島出身の大悟曰く、「親父はずっと島で育ったから、島から出るのがあまり好きじゃない人間やったけど、その日だけ船で本土に1人で来て」と父親の人柄が滲むエピソードを告白。そして、父親の運転する軽トラに乗せられた向かった先はなんと大悟が小学校2年生の時に担任を務めていた先生のお墓だったという。
「すごいわしのことを可愛がってくれていた先生が、小学校2年生の夏休みに亡くなって。そのお墓の前で線香をあげて先生に手を合わせた。『帰るぞ』ってまた軽トラでフェリーの乗り場まで行く道の途中で親父がわしに言うたんは、『お前が芸人になろうがなるまいが、どうでもええ。おとうはお前が芸人になって成功するとも思ってない。でも別にそれはそれでどこで何しようがええ。ただお前はこのお墓までの道のりを忘れるような人間にだけはなるなよ』って」と、心に染みる言葉をもらったことを明かし、スタジオは余韻に包まれた。
しかしそのわずか数秒後、大悟は突如変顔を披露し、周囲も爆笑。この余韻をぶち壊す流れに「ちょっと待って」「イラッとした」とまさかのクレームが殺到。大悟は「やってみてわかったんやけど、いい話では終われない体になってしまっている。あれ(変顔)があることによって非常に助かる部分もある」と骨の髄まで芸人魂が染みついてしまっていることを吐露。この企画は「トークが良ければ良いほど自分の顔にプレッシャーがかかってくる」とのことで、「大谷翔平って今こういう戦いしているんやって」と笑いを誘った。
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