橋下氏「過程と思いが僕と同じ」 内藤佐和子・徳島市長の政界進出の理由に 当落判明直前に「寝ていた」秘話も
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 2020年に全国で最年少の女性市長となった内藤佐和子・徳島市長。その経緯を16日のABEMANewsBAR橋下』で語ると、橋下徹氏は「過程や思いが僕とほとんど同じ」と振り返った。

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 徳島県徳島市生まれの内藤市長(38)は、東京大学法学部在学中に徳島県出身の学生たちと「徳島活性化委員会」を結成。代表として活躍した後に帰郷し、2013年からは約7年間、地元の情報番組でコメンテーターを務める。2020年に徳島市長に就任すると、議会での強気な発言や伝統文化・阿波おどりの改革、市民団体からのリコール運動などをめぐり“若手炎上市長”として話題を呼んでいる。

 政界進出の理由について、内藤市長は「2019年末、県と市がホールの土地をめぐって『自分たちのものだ』と揉めていた。徳島市がホールを建てようと言って30年くらい経過していて、知事と市長が仲悪いままだったらどうなるんだろう、ホールは建たないし、それこそ何も進まないということで、『これはダメだ』『自ら出なきゃいけない』と。1月9日に出馬を表明して、1月15日に記者会見、2月11日に事務所開きをやって、4月5日に当選した」と説明。

 橋下氏は「(大阪府知事選に)僕が出ていった過程と思いがほとんど同じ。コメンテーターをやっていて、いろいろ言っても何も変わらないし、大阪府と大阪市が仲悪くて“府市合わせ(不幸せ)”って言われるくらい。もう『自分でやるしかない』と思った」と明かす。

 さらに、「大変なのは、立候補するといった時に支援をどうするのか。徳島だと自民党がガチっとある中でどうやって戦おうと思ったのか?」と尋ねると、内藤市長は「うちは保守分裂で、自民党県連と後藤田衆議院議員で割れている。前市長は後藤田衆議院議員側だったので、私が出るとなると県連側は応援してくれるだろうと。実際その思惑どおりになった」と答えた。

 徳島市長選は内藤氏が4万1247票、遠藤彰良氏が3万9248票で、1999票差の僅差だった。当落が判明する直前の様子を聞かれた内藤市長は「メディアでは言っていないけど」と前置きした上で、「20時に(投開票)箱が閉まる。22時か22時半ぐらいには結果がわかるが、勝っても負けても絶対外に出て行かないといけないので、20時に寝た。疲れ切っていたけど絶対に顔が映るので、仮眠を1時間ぐらい」と明かした。(ABEMA/『NewsBAR橋下』より)

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