東京ミッドタウン八重洲の目の前には江戸城守る外濠も…85年前の航空写真に見る“新時代の街づくり”

 9月17日に一部施設が先行オープンした「東京ミッドタウン八重洲」。

【映像】東京ミッドタウン八重洲の約85年前の航空写真

 東京駅八重洲口の向かいという立地に、日本初進出のホテルやオフィス、商業施設などが入るこの高層ビルには、なんと区立の小学校も入居している。

 そんないま注目のスポットはかつてどんなところだったのか。東京ミッドタウン八重洲の前にある外堀通り。

 いまから約85年前の航空写真では、江戸城を守っていた外濠で水路だった証が残っている。そこから徐々に灰色に変わっているのは埋め立てが進んだ様子だ。

 この外濠は太平洋戦争の後、空襲などで残ったがれきが埋め立てられ現在の「外堀通り」になった。

 そして、東京ミッドタウン八重洲が建設されたこの場所にはもともと小学校があった。関東大震災の復興事業で1929年に京橋昭和小学校として竣工。

 その後合併し、城東小学校に。時代とともに街並みが徐々に変化していくなか、変わらずこの場所で子どもたちを見守ってきた。

 そんな小学校も再開発に伴い、全天候型の校庭や屋内プールを備えた最新のインテリジェントビルへ。ビジネス、ファッション、教育、子育ての拠点が同居することになった「東京ミッドタウン八重洲」。新たな時代の街づくりが始まっている。(『ABEMA Morning』より)

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