GENARATIONS from EXILE TRIBEの関口メンディーが主演する、ABEMAオリジナルの連続ドラマ『覆面D』(土曜午後10時〜)。第4話では本ドラマ最大の衝撃が襲い掛かる。生徒たちを地獄に引きずり込んだ極悪半グレ・マサ(桜田通)の正体は、なんとヤングケアラー・武藤(水沢林太郎)の実兄だった。
現代の高校生たちが直面している社会問題と、それに向き合い続ける教師を描く、鈴木おさむによる完全オリジナルストーリー。高校教師の大地大輔(関口)は、人生に早くも絶望するワケアリ生徒たちのために、正体を隠しながら覆面レスラーの覆面Dとしてリングに立つ。
母や兄も家を飛び出し、父親には金をせびられる。祖父と幼い弟の面倒を一手に引き受けるヤングケアラーの武藤。当初は未来に絶望し、周囲にも心を閉ざしていたが、大輔の熱いハートに触れたことで少年らしい武藤本来の姿が徐々に表れ始めていた。
しかしここにきて家庭環境に耐えきれずに家を飛び出した兄が、極悪非道の半グレ・マサだったことが判明する。マサといえば、家計のために金を必要とする小橋を未成年と知りながらキャバクラで違法バイトをさせたり、その小橋(紺野彩夏)と鶴田(曽田陵介)をオレオレ詐欺の受け子の道へと引きずり込んだりした張本人。何も知らずに犯罪に手を染めることになってしまった2人に対して「君たち犯罪者!もうやめられないよ!」と言い放って退路を断たせたりする。
マサのもとから逃げようものならば、鉄拳制裁も辞さない。ウソをついた鶴田の口に飴玉を含ませて、その上から掌底&ナックルパートの大暴行。血まみれで悶絶する鶴田の姿をこれでもかというほど小橋に見せつけ、「俺らが捕まったら君らも逮捕!学校も退学!人生終わり!親もなく!もう戻れない、だからやるしかない!」と卑劣なロジックで逃げることのできない恐怖を植え付ける。
残された家族のために自分を犠牲にする健気な武藤と、私利私欲のために周囲を犠牲にする極悪非道なマサ。同じDNAを持つ兄弟とは思えない、対極ぶりだ。なぜマサはそこまで闇落ちしたのか?そして弟である武藤とは今後どのように関わっていくのか。果たして小橋と鶴田は救われるのか?第5話の展開に期待だ。