俳優・ミュージシャンとして活躍している松下洸平のファースト写真集『体温』が10月27日に発売。それを記念し30日、都内にてマスコミ発表会＆サイン本お渡し会が行われ、松下が参加し、写真集に対する母親からの意外な反応を明かした。
【映像】松下洸平ファースト写真集「体温」のお気に入りショットなど（複数カット）
写真集の舞台は沖縄県の竹富島と石垣島、そして東京。「旅先での出会い、そして再会」をテーマに、物語が生まれる瞬間をフォトグラファー酒井貴生が撮り下ろしている。
松下は初めての写真集に「本当に嬉しく思っております。初めての写真集ですごい気合が入ってます。自分のやりたかったこと、皆さんのアイデアをたくさん頂戴して、今の自分の全てがこの一冊に入っている、僕にとっても宝物のような一冊になっています」と笑顔いっぱい。
「写真チェックや選ぶ段階で、データやプリントアウトしたものを見させていただいたりしていたのですが、いざ本になったものを手にすると、感慨深かったです。もの作りをしている時の一番幸せな時間は形になる瞬間。なので受け取れた瞬間は嬉しかったです」と、完成した時の気持ち語った。
写真集では、松下のナチュラルな表情や無邪気な笑顔、そして色気を感じる肉体美も披露。「一生に残るもので、沖縄で海に入るシーンもあったので、せっかくならベストな状態を見せたいと4ヶ月くらいトレーニングしました。元々が細いので、減量ではなく体重を増やす作業をしたのは初めてでした。舞台とドラマ両方をやってた時期だったので、とにかくお腹を減らしてはいけないというトレーナーさんからの指導の元、家で鶏胸肉を茹でてタッパに入れて持ち歩いていました。食事というより作業でした」と、ハードな“増量期間”を振り返り。「写真集の撮影で2泊3日で沖縄に行ったんですけど、脱いだり体を見せるカットは初日で撮り終えたんです。2日目は服を着てますから。初日の撮影の後に、4ヶ月ぶりくらいに白いごはんを食べました。涙が出るくらい美味しかったです。うめ〜って」と、久々の白米への感動も語った。
また、松下は「目標があると人は変われるんだと実感しました。逆に、目標を失った今、僕はこの体にどう向き合えばいいのか、模索しております（笑）。鏡を見るたびに、写真集を見るたびに、あの頃が懐かしいなと」と、自身の肉体の変化を楽しんでいたとのこと。
そんな松下の肉体に、元ボディビルダーの母親も感心。松下は「『ステロイド打った？』って聞かれました（笑）。打ってないですよ。地道にトレーニングして出てるんですけど」と、母親のリアクションを振り返り、報道陣を笑わせていた。
そんな母親も認める松下の肉体だが、お気に入りのパーツについて聞かれると「満遍なくトレーニングしたので、どこ見ていただいても恥ずかしくない体になっていると思います。自分にできる精一杯をやったので。（写真集の出来栄えを聞かれ）100点です」と自信満々。
今後の目標として「セカンド写真集の目標をもう一度立ち上げて、自分を鼓舞したい」と再びの肉体作りにも意欲を示していた。
写真：野原誠治
