バイきんぐ西村が行った“超過酷”台湾旅が終了。前代未聞の結末が待っていた。
【動画】バイきんぐ西村、世界中の観光客に声をかけて「いいね!」を増やす
この番組は以前、バイきんぐ西村瑞樹が冒険バラエティ番組『陸海空 こんな時間に地球征服するなんて』(テレビ朝日系)にて行った、台湾旅を再特集したもの。旅をするのに使えるお金は、Instagramに投稿した写真に集まった「いいね!」の数で決まり、「1いいね=0.1円」から台湾ドルに換算した金額のみとなる。Instagramに投稿できる回数は1日1回だけ。
旅の期間は10日間。いよいよ残り2日間で半分の距離(約470km)を移動しなくちゃいけないこととなった西村。そのためにはより多くの「いいね!」をもらって交通費を稼がなくてはならない。
8日目、西村は719台湾ドル(約2688円)という所持金の都合上、台北からまずは花蓮まで移動することに。しかし、花蓮からゴールを目指すには電車代が2人分1130台湾ドル、さらにバス代2人分400台湾ドルが必要なことが発覚した。ゴールまでの交通費は1530台湾ドルで日本円に換算すると5695円。つまり最後のインスタ投稿で「56950いいね!」をもらわないといけない。
西村は土下座ならぬ“土下寝”ポーズで「いいね!」するようフォロワーに働きかけ、さらに現地民にはアカウントをフォローするように声を掛けていった。しかし最後の投稿のいいね!数は「17898」。目標の「56950」には遠く及ばずだった。
結果を受けて落胆する西村だったが、瞬時に開き直り、資金を手にすると同行ディレクターに対し「ゴール出来ないのに行くの? 意味ないでしょう」と主張。「ここをゴールにして、この金で飯食いましょう。労いの打ち上げしましょう!」と言い始めた。
ゴールできないなら、ここから1ミリも動きたくないと言い始めた西村。こうして「いいね!アース台湾編」は“可能性がないなら”と丸1日を残して終了という前代未聞の結末を迎えていた。
VTRを見て、ナスDは「テレビのディレクターって台本に慣れているけど、そんな中、西村さんの“いかない”っていうのが面白い。そのまさかが起こっている感じがしましたね」と評していた。
(ABEMA「ナスD大冒険TV」より)