これまで幾度となく、仲睦まじい様子を見せてきた、るいとももはの恋に、衝撃的な結末が訪れた。最終告白の結果、ももはの正体は“オオカミちゃん”だったことが判明。切なすぎる2人のハグが、視聴者の涙を誘った。
ABEMAオリジナルシリーズ恋愛番組『オオカミちゃんとオオカミくんには騙されない』の最終回となる第12話が、10月30日(日)よる10時から放送された。
ハグを交わし「目つぶってて」赤い風船は空へ…
出会った当初から、互いに好意を伝え合い、仲を深めてきた、るいとももは。すれ違いを乗り越えた後の2人は、安定カップルという言葉がふさわしいラブラブぶりで、視聴者からもカップル成立を願う声が多く上がっていた。だが、待っていたのは悲しい結末だったのだ。“オオカミくん”の着ぐるみを着て、赤い風船を持ったるいに向けて、ももはは「るいは、いつも私がこれやろって言ったら、全部優しくいいよって一緒にやってくれて、すごい優しいし、不安な気持ちと一緒にどんどんるいのことが好きになっていって、私は今、るいのことが大好きです」と告白。「オオカミくんじゃないって信じています」と、るいに向けて手を差し出した。
るいが持っていた赤い風船は、ももはの手に渡り、るいは“オオカミくん”ではないことが確定。るいは着ぐるみの頭を外し、顔を出すと「初めにイヤリング渡した時からずっと気になっていて、途中いろいろあったけれど、一緒に作業したり、いろいろなところ行ったりして、ももはとの時間をしっかり過ごして、どんどん好きっていう気持ちが高まっていきました。好きです」と、ストレートに想いを告げた。
「オオカミちゃんじゃないって、信じています」。その言葉と共に、緊張の面持ちで、手を差し出した、るい。この後、ももはがるいに赤い風船を渡し返し、2人とも“オオカミ”でないことが判明すれば、カップル成立となるルールだ。ももはは風船を持ったまま、雨で濡れていたるいに近づき、「びしょびしょ」と笑いつつ、「でもるいとだったら、この雨も楽しいって思える」と言葉をかけた。るいが「ホント?」と尋ねると、ももはは「本当に最高の夏だったなって思ってる」と吐露。そして、風船を手にしたまま、るいを抱きしめた。この後待ち受ける、悲しい運命を受け入れるように、そっと目を閉じた、ももは。この時間を惜しむように、2人はしばし、抱きしめ合っていた。
事あるごとに、ももはは「目つぶってて」とるいに言い、想いを伝えてきた。この時も、ももはは「一回いいよって言うまで、目つぶってて」と、かわいらしくお願い。そして、るいが目をつぶったことを確認すると、後ろに下がり、唇を噛みしめた。我慢していた涙が、ももはの目からこぼれ落ちる。次の瞬間、ももはは手に持っていた赤い風船を空に放ち、泣きながら、るいのもとを去っていった。いつまで待っても「目を開けていいよ」という、ももはの明るい声は、聞こえてこない。目を開けると、そこにももはの姿はなく、るいは呆然とした表情でその場に立ち尽くしていた。このまさかの結末に、スタジオのMC陣は大号泣。視聴者の間でも悲しみが広がり、「そたりこ以来の衝撃」「こんなつらい結末ってあるの…」「涙腺崩壊」「泣きすぎてしんどい」といった声が続出していた。
『オオカミちゃんとオオカミくんには騙されない』とは
本番組は、ABEMAオリジナル恋愛番組『オオカミ』シリーズの最新作。恋をしようとしない「“嘘つき”オオカミちゃん」が女性側に1人以上、「“嘘つき”オオカミくん」が男性側に1人以上潜んでいるというルールのもと、10人の男女がデートや共同作業を通して、 “最高の恋”を叶えようと奮闘する姿を追いかけていく。なお、男女どちらにも“オオカミ”がいるシーズンは『オオカミ』シリーズ放送開始以来、史上初となる。最終回のスタジオMCは、横澤夏子、飯豊まりえ、滝沢カレンが務め、恋の行方を見守った。
女性メンバーは、加藤栞(しおり/17歳/モデル)、新野尾七奈(なな/20歳/モデル)、高鶴桃羽(ももは/19歳/バレリーナ)、新音(にのん/17歳/女優・モデル)、三原羽衣(うい/20歳/女優・インフルエンサー)。男性メンバーは、大久保琉唯(るい/18歳/K-1ファイター)、鈴々木響(ひびき/19歳/モデル・DJ)、高橋璃央(りお/22歳/モデル・俳優)、中村榛(はる/18歳/モデル)、能勢倫(のせりん/19歳/モデル)。
ABEMAプレミアムではオオカミだった2人の苦悩や葛藤に迫った映像を配信中。
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