最終告白の結果、るいと仲を深めてきたももはの正体は、“オオカミちゃん”だったことが明らかに。ももはがるいに宛てた手紙には、るいへの気持ちに嘘はなかったこと、これが初恋だったことなどが綴られており、スタジオのMC陣も大粒の涙を流した。
ABEMAオリジナルシリーズ恋愛番組『オオカミちゃんとオオカミくんには騙されない』の最終回となる第12話が、10月30日（日）よる10時から放送された。
るい、ももはの手紙に涙「辛かったんだろうなって」
幾度となく仲睦まじい様子を見せ、お似合いな雰囲気を漂わせていたるいとももはの恋に待っていたのは、切なすぎる結末だった。最終告白でももはは、“オオカミくん”ではない証として、るいから赤い風船を渡された後、それを手にしたまま、るいをハグ。そして「目つぶってて」と言い、るいが目を閉じている間に風船を手放し、泣きながらその場を去っていったのだった。
るいはしばらくの間、その場にたたずんでいたが、ゆっくりと目を開け、何が起こったのかを理解すると、地面に置かれていた赤い手紙を手にとった。ももはの手紙は「本当はこんな手紙、書きたくないけど、自分の気持ちに嘘をついて、伝えます」という一文で始まり、恋をしようとしない“オオカミちゃん”という役割を担いながらも、心の底ではるいに惹かれていたことが、切々と綴られていた。「るいと過ごす時間は終わりが来ることがわかっていたから、一瞬一瞬を大切にしてきたつもりなのに、やっぱり全然足りないです。普段からもっともっと一緒にいたいって、しつこく言っちゃってごめんね」。
さらにももはは手紙の中で、るいとのデートで四つ葉のクローバーを探し、願い事をした際、口に出せなかったもう1つの願い事があったことを告白。それは「るいが私の正体を知っても、この思い出を悲しい思い出じゃなくて、楽しかった思い出として残してもらえますように」という、“オオカミちゃん”であるももはの切なる願いだった。最後にももはは「自分勝手でごめんね」と謝りつつ、「ずっと側にいてくれてありがとう。お守り、ずっと大事にするからね。るいとの時間は、私にとって、忘れられない初恋でした。ありがとう」と、初恋であったことを明かすと共に、心からの感謝を吐露。るいは、あふれ出る涙を拭いながら手紙を読み、「辛かったのかなって、思います。うん。辛かったんだろうなって」と、重責を全うしたももはの心情に、想いを巡らせていた。
この悲しい結末を受け、スタジオではMC3人がそろって号泣する事態に。横澤が「ももはちゃんの風船の放し方、切なかったな～」としみじみ口にすると、滝沢は「好きがあふれてた」と涙声でコメント。飯豊も「気持ちは本物でしたね」と、目を潤ませながら話していた。
『オオカミちゃんとオオカミくんには騙されない』とは
本番組は、ABEMAオリジナル恋愛番組『オオカミ』シリーズの最新作。恋をしようとしない「“嘘つき”オオカミちゃん」が女性側に1人以上、「“嘘つき”オオカミくん」が男性側に1人以上潜んでいるというルールのもと、10人の男女がデートや共同作業を通して、 “最高の恋”を叶えようと奮闘する姿を追いかけていく。なお、男女どちらにも“オオカミ”がいるシーズンは『オオカミ』シリーズ放送開始以来、史上初となる。最終回のスタジオMCは、横澤夏子、飯豊まりえ、滝沢カレンが務め、恋の行方を見守った。
女性メンバーは、加藤栞（しおり／17歳／モデル）、新野尾七奈（なな／20歳／モデル）、高鶴桃羽（ももは／19歳／バレリーナ）、新音（にのん／17歳／女優・モデル）、三原羽衣（うい／20歳／女優・インフルエンサー）。男性メンバーは、大久保琉唯（るい／18歳／K-1ファイター）、鈴々木響（ひびき／19歳／モデル・DJ）、高橋璃央（りお／22歳／モデル・俳優）、中村榛（はる／18歳／モデル）、能勢倫（のせりん／19歳／モデル）。
ABEMAプレミアムではオオカミだった2人の苦悩や葛藤に迫った映像を配信中。
