「同期は堀ちえみ」という芸歴40年の芸人が61歳になっても売れない苦労や妻への思いを激白。同情を誘おうとしたところ、かまいたちから「怖いよね」とあしらわれた。
11月7日(月)、ABEMAにて人気お笑いコンビ・かまいたちの山内健司&濱家隆一がMCを務める冠番組「ぜにいたち」#48が放送。“ネクスト錦鯉”を発掘すべく、アラフィフ芸人サミットが開催された。ゲストは元HKT48・村重杏奈。
サミットには芸歴41年目、堀ちえみが同期という61歳の芸人・冷蔵庫マンが登場。冷蔵庫(?)に入った冷蔵庫マンはハイテンションでネタを披露した。客が反応する前に自分で勝手に進めるという怒涛の芸風で、濱家は「早い」「リアクションを待てない(笑)」とネタの一方通行に苦笑。村重も「勢いがすごすぎて何も覚えていない」とポカーン。
濱家が冷蔵庫マンに話しかけると、冷蔵庫マンは表の扉をパカッと開きながら応じた。濱家は「喋る時開けるみたいな感じですか?」とすかさずツッコミ。
冷蔵庫マンは俳優として芸能界デビューし、42歳の時に今の姿で活動するようになったそう。喋るたびに扉を開け閉めし、山内は「それやめましょうか」と冷静に意見した。
冷蔵庫マンがどうしても売れたい理由は、献身的な妻の存在。「売れたら広い家を」「売れたら旅行を」と話しているうちに61歳になったが、「(芸人を)諦めろとか辞めろとか全然言わない」「夕食の時にテンション上げて明るくしてくれる」と妻への感謝を込めた。
感極まった冷蔵庫マンは「彼女が来年で50になる。仕事を辞めさせたい」「本当にごめん、来年は必ず売れて仕事辞めさせてあげるからー!」と絶叫した。
山内は冷静にうなずき、村重に「どう、怖いよね?」と質問。村重は「怖いです」と率直に返し、濱家も「わかるわかる、感動というより怖いよね」と同調した。同情票を集めようとしたのに真逆の反応をされ、他のアラフィフ芸人たちも大笑いだった。