上京14年、50歳になってもブレイクを果たせない九州芸人・おたこぷーがかまいたちに売れたい理由を告白する中で、あるテレビ番組でドブ川の泥を親の顔に塗った過去を告白。涙ながらに「温泉に連れて行ってあげたい」と訴えた。
11月7日(月)、ABEMAにて人気お笑いコンビ・かまいたちの山内健司&濱家隆一がMCを務める冠番組「ぜにいたち」#48が放送。“ネクスト錦鯉”を発掘すべく、アラフィフ芸人サミットが開催された。ゲストは元HKT48・村重杏奈。
登場したのは九州では高い知名度を誇る芸人・おたこぷー。芸歴31年目、上京して14年が経ったが後輩に奢る金もなく、ブレイクできないまま50歳になったという。おたこぷーはハイテンションで自己紹介し、オリジナルの「おたこ体操」を披露。濱家は「おたこ体操や!」「やっぱりキレが素晴らしい」と大笑いだった。
「どうしても売れたいスピーチ」で、おたこぷーは「福岡の時、テレビの企画で『親の顔に泥を塗る』という企画があって」「ドブ川で拾ってきた、きったない泥を(親の顔に)塗らなくちゃいけない」と切り出し、山内は「最低の企画(笑)」と失笑。
おたこぷーの父親は非常に厳しい人だったそう。ところが父親は泥を顔に塗られながらも笑っていたようで、おたこぷーは「俺のために」「申し訳ない…」という気持ちでいっぱいに。おたこぷーは電車のホームに見送りに行き、窓ガラス越しに「きょうはごめんね」と手を合わせた。おたこぷーは「声聞こえないけど、口の動きで『頑張れ、頑張れ』って言ってるんですよ…」「それ見て俺、号泣して。なんとかだから…親に恩返ししたい」と感極まりガチ涙。「本当に売れたい。お父さん、お母さんを温泉に連れて行きたいです僕~!」「お父さ~~~ん!!」と絶叫した。
ここでスピーチが終了。濱家は「村重ちゃんが困った顔してる(笑)」と大笑いし、村重は「情緒が本当にわからない(笑)」とおたこぷーのテンション乱高下に苦笑していた。