BreakingDownをテーマにしたディベート対決で呂布カルマが格闘家の安保瑠輝也を完全論破し、スタジオが盛り上がった。
1日、ABEMAとテレビ朝日が共同制作する新バラエティー枠『ネオバズ!~BUZZる!ネオバラ~』(以下『ネオバズ!』)にて『マッドマックスTV論破王』が放送。新ディベートモンスター・呂布カルマが様々な刺客と勝負する『打倒呂布カルマ ガチンコディベート対決』で、格闘家の安保瑠輝也とBreakingDownについて討論を交わした。
お題は『BreakingDownにプロ格闘家が出るのはアリorナシ』。アリ派の安保は「技術面とかパフォーマンスでは全然すごくもない方たちがいち格闘家よりも影響力を持ってしまっている。だからプロ格闘家たちはそういった部分でBreakingDownを嫌いだと思う。とはいえ、実際問題プロ格闘家より影響力を持ってしまうわけなんで、そういった舞台に出たい人は出て存在価値自体を上げる。実際そういうところに出られたら強い」とメリットを主張。しかし、呂布は「(存在価値は)下がると思うんですよ。(BreakingDown は)1分間何も考えずに全力を出し合ったら素人の人でもそこそこ強いんじゃないか?プロにも勝てるんじゃないか?みたいなところから始まってたりする。同じ土俵に格闘家が上がっちゃうのってどうなんだろうと思って」とナシの理由を説明した。
「実際にBreakingDownに出てる選手たちがワーワーキャーキャー言われてる」と安保が展開するも、呂布は「それってくだらなくないですか?」と一蹴し、さらに「さっきから安保さんの話を聞いてると格闘家としてどうなっていくかというよりも『影響力が』とか、格闘技の本質からズレたところのメリットの話ばかりされているような気がして」指摘。すると安保は「僕としては利用すればいいんじゃないかなと思う。努力を積み上げて1試合をこなすよりもBreakingDownでパッと暴れて覚えてもらう方がたくさんの人が知る。そこを知られてから『こういう選手なんだぜ』っていうのを自分でアピールして格闘家としての本質は強い舞台で競い合う」とした。
だが呂布は「それだったら別にBreakingDownじゃなくても良くないですか?」と話し、「格闘技ファンや格闘家たちから『どうなん?』って思われるところにプロが美味しい汁を飲もうとして、素人の人たちが作り上げてきたブランドを一丁噛みしに出ていくのってかっこ悪いなって思う」と論破。安保が「かっこよくないことを一旦してでも得られる果実がBreakingDown自体にはすごく大きい」と反論するも、呂布は「ダサくないですか?そしてダサいっていうのはナシなんじゃないですか?」と容赦無く言い切った。
判定は呂布4票、安保0票で呂布の完全勝利。気持ち良いくらいの圧勝ぶりにスタジオトークでは「めちゃめちゃおもろい」「ダサいで勝つって相当口喧嘩強ないですか?」「呂布さんってBreakingDownもいけんの?」と大騒ぎだった。