「鼻から牛乳」や「替え歌メドレー」などで知られる、シンガーソングライターの嘉門タツオ（63）が3日、公式サイトを通じて妻で医師の鳥飼こづえさんが9月15日に亡くなったことを報告した。
2人は2008年に結婚。翌2009年に行われた結婚記者会見では、「2人合わせて92歳」「結婚願望とかもなかったんですけれども、この人となら何かちゃんとやって行けそう」などと語っていた。
そして今回、嘉門は公式サイトで「アンチエイジング専門医として、彼女がかねてから世の中に伝えたかったメッセージを自らが作詞、僕が曲を付けたのが2017年。その後推敲を重ねてレコーディングし、昨年2021年8月にYouTubeにアップする事を前提に動画を撮影しました」とコメント。
嘉門の公式チャンネルでは「2022年6月、20年前に発症し、小康状態を保っていた脳腫瘍が再発し入院したあとも、『そろそろYouTubeにアップしなくちゃね！』とずっと言っていました」と鳥飼さんとの会話を明かした。さらに、「癌細胞の進行が速く、最期は自宅に戻って多くの方がお見舞いに足を運んで下さり、本人も喜んでおりました。逝去後、元気だった頃の画像を編集で入れ込んで完成した動画を、四十九日も明けましたので、ここに発表させていただきます。メッセージと遺志を受け止めていただけたら、故人も喜ぶと思います」と、このタイミングで発表に至った経緯を説明した。
この動画のコメント欄には「謹んで奥様のご冥福をお祈りいたします…お二人の仲むつまじい2ショットがとてもすてきです」「夫妻の愛情が詰まった1曲ですね 拝聴していて涙がこみ上げそうになります」などの声が寄せられている。（『ABEMA NEWS』より）
