12月3日公開予定の映画『THE FIRST SLAM DUNK』湘北高校バスケットボール部の5名を演じるボイスキャストが発表された。
声優情報は、11月4日の20時から配信の「THE FIRST SLAM DUNK 新情報解禁特番」にて発表された。PG(ポイントガード)宮城リョータ役は仲村宗悟、SG(シューティングガード)三井寿役は笠間淳、SF(スモールフォワード)流川楓役は神尾晋一郎、PF(パワーフォワード)桜木花道役は木村昴、そして湘北の主将でC(センター)赤木剛憲役は三宅健太が演じる。
『SLAM DUNK』は、「週刊少年ジャンプ」(集英社)1990年42号から1996年27号まで連載された、井上雄彦氏による少年漫画。高校バスケを題材に選手たちの人間的成長を描き、国内におけるシリーズ累計発行部数は1億2000万部以上で、その影響からバスケを始める少年少女が続出するなど社会現象となった。
宮城リョータ役 仲村宗悟(なかむら・しゅうご)コメント
学生時代に初めて読んで心が震えて、それ以降背中を押して欲しいときには何度も読み返したSLAM DUNK。オーディションの話が来た時は、思わず「うわっ!」と声に出てしまいました。絶対に悔いを残しちゃいけないと思い、改めて漫画を読み直し全力で挑みました。合格の連絡をいただいた時は本当に嬉しかったです。忘れられません。
台本を受け取ってからはさらにプレッシャーを感じて準備を進めていました。あれこれ考えすぎて煮詰まりそうだったのですが、アフレコ初日に井上監督から「今こうやって喋ってる雰囲気が、リョータのイメージそのままだと思ってます。そのまま演じてください」と声をかけていただいて、肩の荷を下ろして僕の出せるすべてをぶつけることができました。アフレコはものすごく贅沢な時間で、井上監督と一緒に、一言一言細部にまでこだわって収録をしたので、一秒も見逃さず楽しんでいただきたいです。みなさんの心に何か熱いものを届けられる、そんな素敵な作品ができている自信が僕たちキャストの中にもあります。沢山の方に観ていただけたら本当に嬉しいです。
【仲村宗悟プロフィール】
沖縄県出身。代表作に『アイドルマスター SideM』天道輝役や『ブルーロック』我牙丸吟役などがある。アーティストとしても活躍し、自身の楽曲の作詞・作曲も手掛けている。
三井寿役 笠間淳(かさま・じゅん)コメント
青春を彩り人生を変えた作品に、再び今出会えること自体が嬉しいのに、まさか自分が演じることができるなんて夢にも思わなかったです。スリーポイントが打てて、かっこよくって、諦めが悪い。そんな三井に憧れて、バスケを始めました。僕にとってずっと憧れの男です。そんな三井の声として自分の声・音色・息感が、幸運にも井上監督に選んでいただけた。本当に人生何が起こるか分からないです。
アフレコでは、肺が爆発しそうなバスケのあの感覚を思い出しながら、がむしゃらに演じました。この作品に関わってきたひとりひとりが、汗をかいて、もがきながら作っている作品です。僕も「SLAM DUNK」の大ファンとして、皆さんと同じく映画の公開を楽しみにしています!きっと新鮮な気持ちで楽しんでいただける作品になっていると思います。皆さんが知らない、でも観たい「SLAM DUNK」がきっとあります!
【笠間淳プロフィール】
広島県出身。代表作に『ガンダムビルドダイバーズ』クジョウ・キョウヤ役や『アイドルマスターSideM』葛之葉雨彦役、『あんさんぶるスターズ』HiMERU役などがある。
流川楓役 神尾晋一郎(かみお・しんいちろう)コメント
『THE FIRST SLAM DUNK』で流川楓の声を担当します、神尾晋一郎です。青春ど真ん中の『SLAM DUNK』、しかも2022年の今、“THE FIRST”を冠するこの作品に参加することができるなんて、本当に嬉しいです。合格の連絡をいただいた時は嬉し過ぎて、緊張と興奮に包まれどうにかなりそうでした。しかし、台本を手にすると「こんな激アツの物語に自分が関われるのか!」という楽しみが勝り、プレッシャーを熱量に変換できた気がします。
アフレコでは、試合の流れにおけるその時々の疲労感や流川独特の感情の発露のバランスなどを、井上監督と細かくすり合わせながら進めていきました。納得するまで何度でもトライさせてもらえたので、流川と混ざり合って演じることができたと思います。
そして、僕自身がブラッシュアップされていく映像を見る度に感動しています。どのパートも、スタッフさんが一歩一歩丁寧に熱量高く仕上げていく、こんな素晴らしい仕事を肌で感じることができて感無量です。ぜひまっさらな気持ちで、新しい「SLAM DUNK」を楽しんでください。
【神尾晋一郎プロフィール】
北海道出身。代表作に『ヒプノシスマイク-Alternative Rap Battle-』毒島メイソン理鶯役や『世界はほしいモノにあふれてる』ナレーションなどがある。舞台、朗読劇など幅広い分野で活躍している。
桜木花道役 木村昴(きむら・すばる)コメント
合格のご連絡をいただいたときは、「マジですか!?俺が花道をできるんですか!?悪い冗談じゃないですよね?」と混乱しながらも喜んだのを覚えています。そんな喜びも束の間で、一気にプレッシャーを感じました。とても人気のある作品ですし、どうしても見てくださるファンの皆さんの気持ちを考えると、どんな風に受け取っていただけるのか。受け入れてもらえない可能性もある、そんな恐怖と向き合いながら準備を進めていきました。
アフレコは2年もの長い期間に渡って何度も行い、井上監督ととことんディスカッションを重ねながら進め、二人で一緒に花道を作っていきました。濃密な時間の中で作り上げたセリフ、ひいては桜木花道なので、今ではすごく自信があります。見てくださる皆さんにとっても「THE FIRST」な体験にきっとなるはずです。僕たちが魂を込めて作り上げた「THE FIRST SLAM DUNK」を、自信を持ってお届けいたします。
【木村昴プロフィール】
ドイツ出身。代表作に『ドラえもん』ジャイアン/剛田武役や『呪術廻戦』東堂葵役などがある。声優活動だけでなく、「おはスタ」(テレビ東京)のMCや音楽活動、天才劇団バカバッカ主宰など幅広く活躍している。
赤木剛憲役 三宅健太(みやけ・けんた)コメント
第1話でダンクを決めようとする花道の見開きを見てから、一気にその世界観に惹き込まれた作品だったので、新作が動いていること自体がとても驚きでした。空を掴む気持ちで挑んだオーディションだったので、合格の連絡をもらった時は腰を抜かしました。
呼吸1つでも、監督の頭の中には音のイメージが明確にあるので、そこにたどり着くために繰り返し挑戦しました。妥協せず、お互い納得がいくまで何度も付き合ってくださり、監督の情熱の一端を直に感じることのできるとても貴重な時間でした。まるで部活の合宿をやっているような。
『THE FIRST SLAM DUNK』は、あらゆる想像を超える、井上監督が「今この時代に提示したい作品」だと感じています。まるでバスケの試合のように、「どういうふうになっていくのか」、「どういう連鎖反応をおこしていくのか」先が読めないと思いますが、僕たちと一緒に楽しんでほしいです。応援よろしくお願いします!!
【三宅健太プロフィール】
沖縄県出身。代表作に『マイティ・ソー』シリーズのソー役、『僕のヒーローアカデミア』オールマイト役や『鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST』スカー役などがある。外画の吹き替え、アニメを中心に活躍している。
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