恋をしようとしないオオカミという重責を背負い、悩みながらもその役目を務め上げた、りお(高橋璃央/22歳/モデル・俳優)と、ももは(高鶴桃羽/19歳/バレリーナ)。2人の行動の裏には、どのような想いがあったのか。本人たちの言葉によって、オオカミちゃんとオオカミくんの舞台裏が明らかになった。
10月30日の放送をもって最終回を迎えた、ABEMAオリジナルシリーズ恋愛番組『オオカミちゃんとオオカミくんには騙されない』のABEMAプレミアム限定エピソード第一夜「オオカミちゃんの初恋とオオカミくんの献身」が配信中だ。
誰も騙さないと決めたりお、その理由とは…
オオカミちゃんが女性側に1人以上、オオカミくんが男性側に1人以上潜んでいるという、シリーズ史上初のルールのもと、恋を繰り広げてきた10人のメンバーたち。最終回となった第12話で、すべての恋に答えが出され、りおとももはの2人が、オオカミだったことが判明した。
オオカミという立場でありながら、誰も騙すことなく役目を終え、スタジオMCから「シリーズ史上1番優しいオオカミ」と言われた、りお。今回配信されたABEMAプレミアム限定エピソードは、最終告白後の彼のインタビューから幕を開ける。「俺がみんなの邪魔というか、障害になっていたんだけど、謝りたかったけど、それも全部わかってくれるみんなが、やっぱり大好きで。もうちょっと違う形でみんなに会いたかったなって思います」。常に周囲への気配りを忘れなかった彼が、オオカミくんだったと知ると、仲間たちは感謝の気持ちを記したLINEを次々に送信。上記の言葉は、オオカミの着ぐるみの頭を外し、メンバーたちからのLINEを読んだ後に、りおが語ったものだ。目を潤ませ、鼻をすすりながら、本心を打ち明けた彼の様子から、背負っていたものの大きさと、メンバーたちとの深い絆が伝わってくる。
そんなりおに、第一印象で好意を寄せたのが、しおり(加藤栞/17歳/モデル)だった。当時、りおはなな(新野尾七奈/20歳/モデル)に恋の矢印を向けていたが、しおりは健気に猛アピール。オオカミの仮面に「気になってる」と書き、想いを伝えたこともあった。その直後に行われたインタビューで、りおは「キャラじゃないのに頑張ってくれて、ああいう行動をしてくれたりとか、そういうのシンプルに嬉しいなっていうのはあるんですけど、自分の役割を考えたら、何があの子にとっていいのかわからなくて。傷つきすぎないぐらいの塩梅で接することができたらなっていう考えです」と、心境を吐露。この時点で、りおがしおりの気持ちに応えていれば、騙すというオオカミくんとしての役割を、最終回で果たしていたのかもしれない。
メンバー全員の幸せを願い、常に行動し続けた、優しいオオカミくん、りお。現在配信中のABEMAプレミアム限定エピソードには、今回紹介した以外にも、彼の温かい人柄がわかる未公開シーンやインタビューが、多数収められている。
オオカミと本当の自分、その狭間で揺れたももはの心
そして、本エピソード後半の主人公は、結ばれない運命と知りながら、初恋に胸を焦がしたオオカミちゃん・ももはだ。「最初はみんなかっこいいしいい人で、この人がいいっていうのが決められてなかった」というももはが、るい(大久保琉唯/18歳/K-1ファイター)に惹かれるきっかけとなったのが、第一印象で気になった女性メンバーに、男性メンバーがイヤリングを渡した「ファーストイヤリング」だった。インタビューの中でももはは、その時の胸のときめきを「すっごいキュンときちゃって、心動いちゃって。こんなにあっさり変わっちゃうんだって、びっくりしました」と振り返っている。
急速にスピードを上げて動き出したその恋を、理性で止めることは、もうできなかった。「どこかで切り替えなきゃいけない時は来るんだろうけど、今は恋愛ちゃんとしようと思っています」。そう心境を語っていたももはは、その後中間告白に臨み、るいと結ばれる。「初めて自分が好きって思う人に、同じ言葉を返してもらえたから、わがままを言えば、時間が許される限り、このままでいたいって思っています」。中間告白の直後、相思相愛の喜びを、素直な言葉で明かした、ももは。しかし、恋心が膨らんでいくにつれ、不安な表情をすることも増えていった。
そしてついに、ももはは「もっと、二人で作業したいし、二人でもっと話したいよ」と、るいに本音をぶつけた。当時のインタビューでももはは「あれは本当に、本当の気持ちでしゃべってしまっていて…。本心なんだなって改めて実感した瞬間だったかなって思います」と、この出来事が、本気の恋だと気づくきっかけになったと語っている。
その後、脱落発表を間近に控える中、ももははるいから、手作りのお守りをプレゼントされた。K-1の練習に学校にと、多忙な日々を送る中、深夜にお守りを作ったという、るい。大好きな相手から、心のこもったプレゼントを贈られ、ももはの目から、嬉し涙があふれ出した。「それまですごいショックな気持ちでいっぱいだったけど、一気に嬉し涙に変わった瞬間で、あと少しの期間しかないし、この先二度とない時間だし、本心から楽しんだ方が、あとで思い出した時に『あれも素敵な思い出だったな』って思えると思うから、もう一回オオカミということを忘れて、素直な気持ちでるいとたくさん遊びたいなって思います」。
恋する1人の女性として、るいと向き合うことを決意したももはだったが、次第に彼女は、オオカミとしての責務と、素直な気持ちとの狭間で、苦しめられていく。「自分でも感じたことのない気持ちがずっと最近あって、本当の気持ちで動こうとした分、本当の自分の気持ちと、オオカミでいなきゃいけない自分が、今はごちゃごちゃになって…」。そう葛藤を吐露していたももはは、ある行動に出ることに…。るいの前で踊ったバレエの選曲に込められた意味、そして、最終告白で「目をつぶっていて」と言い、風船を手放した理由とは?この続きはABEMAプレミアムで配信中。
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