「5000円のチケットを買うためにその人は何かを諦めている」『覆面D』で酒井若菜が語る「プロフェッショナルである意味」が染みる
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 プロフェッショナルである意味を熱く説く、酒井若菜がエモい。関口メンディー(GENARATIONS from EXILE TRIBE)のガチレスラーぶりが話題のABEMAオリジナル連続ドラマ『覆面D』(土曜午後10時〜)。第5話では、満身創痍でリングに上がった大輔(関口)に対してBBT副社長の信子(酒井)がまさかの決断を下す。

【映像】信子(酒井若菜)の言葉に号泣する覆面D(関口メンディー)

 現代の高校生たちが直面している社会問題と、それに向き合い続ける教師を描く、鈴木おさむによる完全オリジナルストーリー。高校教師の大地大輔(関口)は、人生に早くも絶望するワケアリ生徒たちのために、正体を隠しながら覆面レスラーの覆面Dとしてリングに立つ。

「5000円のチケットを買うためにその人は何かを諦めている」『覆面D』で酒井若菜が語る「プロフェッショナルである意味」が染みる
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 半グレ・マサ(桜田通)とのいざこざが原因で肋骨を骨折した大輔は、信子の制止も聞かずに満身創痍の状態で試合に臨む。そして自身の必殺技であるはずの冷蔵庫スープレックスを相手レスラーから喰らってしまい、リングに沈んだ。
 
 試合に敗れた大輔に信子はBBT社長・高田の過去について語る。高田がかつて試合でケガを負って車イス生活を余儀なくされたのも、精神的にも肉体的にも無理をして試合に出場し続けていたのが原因だと…。

 信子はうなだれる大輔に向かって「プロフェッショナルとは何か?」を語り掛ける。

「今日の会場にはなあなたの試合を見たくて来ている人も沢山いたはず。5000円というチケットを買ってきてくれてる。5000円のチケットを買うためにその人は何かを諦めているの。その諦めた分、あなた達は興奮と感動を与えなきゃならない。なのに、あなたはそんな怪我をしてここに現れてリングに上がって、お客さんを裏切った。何があったにしても、あなたはお客さんを裏切ったの。私はそれが許せない」

 これらエモーショナルな言葉はプロレスだけに留まらず、学業や仕事、そして人生にも通ずる名言ともいえる。真剣な表情で一つ一つの言葉に重みを与えるように口にする酒井の熱演にも注目してほしい。

 信子のエモい言葉を受けて自分のふがいなさに涙する大輔。しかし信子は「すいませんでした…」と謝罪する大輔に向けて、まさかの一言を放つ。「クビです!」。これですべてが終わってしまうのか?大輔はもとより、覆面Dの未来は?第6話にも注目だ。

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覆面D - 本編 - 5話
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覆面D - 本編 (ドラマ)
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