若手俳優が毎回キスシーンのある恋愛ドラマの撮影をしながら、本当の恋をしていく様を追いかける「ABEMA」オリジナルシリーズ恋愛番組『恋愛ドラマな恋がしたい』（以下、ドラ恋）の新シーズン『恋愛ドラマな恋がしたい in NEW YORK』が11月13日（日）から放送スタートする。
「ドラマの主演を取る」という共通の目標に向かってメンバーが切磋琢磨しながら、オーディションに立ち向かう様子、本気の恋愛や友情に流す涙など、飾らないありのままの姿が視聴者の心をつかんで離さない同番組。記念すべき10シーズン目の舞台はニューヨーク。果たして、どのようなドラマが誕生するのか。
全日本国民的美少女コンテスト・グランプリを受賞し芸能界デビュー後、映画『瞽女GOZE』にて第30回日本映画批評家大賞・新人女優賞を受賞するなど、高い演技力で数々の作品で主演経験を持つ新メンバー・吉本実憂に意気込みを聞いた。
――まずは、『ドラ恋』への出演が決まったときの気持ちを教えてください。
ドラ恋は、恋愛模様を届けるだけではなく、役者としての力量を試せたり、普段見られない"オーディション"も覗くことが出来る番組。シビアなので観ていてとても辛くもなりますが、同じ台本でもペアによって全く違うカラーになるのがとても面白いと思っています。
そこが好きで、シーズン1からずっと拝見させて頂いていたので、お話を頂いた時は素直に嬉しかったです。一方で、1人の時間をいつも大切にしているので共同生活に対しての不安があります。でも、とにかくお芝居をニューヨークで学べる事が楽しみです。
――ドラ恋の撮影に向けて、何か準備したことはありますか？
アメリカに降り立つのが初めてだったので、ニューヨークで必要なものを沢山調べました。
普段は黒の洋服ばかり着ていますが、ニューヨークでファッションも楽しみたいという気持ちもあり、いつも衣装で選ぶようなドレッシーな服、衣装でも選ばないようなガーリーな服、自分らしい原色系の色味の服をキャリーケースに沢山詰めました。
おかげで、かなり大きめなキャリーケースなはずなのに気づいたらパンパンになってました(笑)
――ニューヨークが舞台ということで、お気持ちはいかがですか？
ニューヨークは役者としてとても憧れの場所で、「アメリカに初めて行くなら絶対ニューヨークに行く」と、昔から漠然と思っていました。それが叶うことがまず嬉しかったです。
さらに、ニューヨークでお芝居を学べる、ニューヨークにいる自分を作品として残してもらえるなんてことは滅多にないと思ったので、お話を頂いた時は二つ返事で「お世話になります」とお答えさせて頂きました。
私は普段、先のことに対して計画を立てないと落ち着かないタイプなのですが、今回の3週間というゴールのある期間の中では、先を見ずに目の前の事だけに集中して過ごすことに挑戦したいです。
お芝居を学ぶ、オーディションがある、共同生活をするということ以外は何も知らされない状況下で、自分がどういった感情と出会えるのか…怖いけど飛び込みたいと思っています。
――演じてみたいキスシーンはありますか?
どんなキスシーンでも演じてみたいです。キスシーンに限らずですが、とにかくお芝居、ものづくりが好きなので、どんな役でも挑戦したいという気持ちが強いです。
…と言ったものの、キスは特別なものだと思うので、より大切なキスが出来るように、皆さんと共同生活しながらその準備ができればいいなと思います。
――番組ではご自身の素の部分を見せることになりますが、いかがですか？
自然体でいることはここ何年も意識して生きているので
自然体でいられるかの不安はないです。ただ、その自然体が視聴者の方に受け入れてもらえるのかいう不安はあります。
普段は、自分の素の姿を客観的に見ることもないので、自分が嫌いな自分がいたら悲しいなと思います。でもきっとみんなその気持ちはあると思うので、怖がらずに過ごしたいです。
ペアが決まって2人で稽古をする時、相手とお芝居の話をしてるその時点からお芝居のアプローチの仕方も変わってくると思うので、それを客観的に見ることができるのは楽しみです。
――恋をするとどうなりますか?
もちろんドキドキしますし、顔にすぐ出ると思います。そして、そのドキドキする感情や、嫌われたくないなという不安な感情、言われて嬉しい、悲しい、言えなくてもどかしいという感情を記憶するんです。いつかお芝居で使えるように、感覚を心のどこかに保存しておきます。
恋をした時、周りからは顔が柔らかくなったと言われます。元々の顔のつくりや印象が強めで性格も強いと思われがちな分、恋をした時に特にすぐ分かるそうです。
――理想のキスのシチューションを教えてください。
どんなシチュエーションでも、好きな人とだったら理想として塗り替えられていくのかなと思います。
もし、ニューヨークという街で好きな人とキス出来たらとても特別なのかもしれません。ですが、どちらかというとキスが…というよりも、キスまでどう過ごしたかの時間の方が大切に感じると思います。
――番組の見所、意気込みを教えてください
ドラ恋で生活を共にする方達の中に、元からの友達が1人、共演した事のある方が2人いるので旅をするという面では少し安心です。他の方とも色々お話をして、みなさんの感情や表情、表現を学びたいです。
もともと、ドラ恋視聴者だったということもあり、次何が起こるか…とか、色んなことを想像しすぎてしまうかもしれませんが、それは意識的にしないようにしたいです。その場所に存在する1人の人として、目の前で起こることに自然な感情でいることができたらいいなと思っています。
そして、役者として人として成長できるかもしれないという希望を持って楽しんでニューヨークに飛び立ちたいです。
■ABEMAオリジナルシリーズ『恋愛ドラマな恋がしたい in NEW YORK』番組概要
＜第1話＞
初回放送日程：2022年 11月13日（日）夜10時〜
放送チャンネル：ABEMA SPECIALチャンネル
第1話放送URL：https://abema.tv/channels/abema-special/slots/9M7mpww7VvtdtT
