11月9日の東京ドーム公演をもって櫻坂46から卒業する菅井友香(26)にABEMAエンタメが独自インタビューを実施。11月8日に発売した、卒業写真集『大切なもの』に込めた思い、およそ7年間のアイドル活動、そして、卒業後の活動について明かした。
ーー7年間の活動を振り返っていかがでしたか。
「波乱万丈で、自分にとってはすごく大切であり、戦いの場所だったなって思います。楽しかったことも苦しかったことも含めて、全部糧になると思うので、全部抱きしめて生きていこうと思います」
菅井は、2015年、19歳の時に欅坂46の1期生オーディションに合格しアイドル活動がスタート。その2年後にキャプテンに任命されグループの顔として活躍してきた。
ーーキャプテンとして大切にしていることは?
「(キャプテンとして)みんなに何か言わなきゃいけない時がある立場である以上、やっぱり人間として軸を持ってしっかりと正しいと思う生き方をしていくようにしようと思って活動してきました」
ーーキャプテンを務めている中で変化した考えはありますか?
「最初はキャプテンと言ったらみんなに喝を入れながら『みんなついてこい』みたいな感じで先頭きって格好良くっていうイメージが自分の中にもあって。そうなれていないな、って思ってちょっとへこんでしまうこともあったんですけれど、いろいろな本を読んだりとか、いろいろなお話を聞いて、自分らしい形でできることをしっかりと見つけて。やることはしっかりやって真面目に活動して、その上でみんなにちゃんと意見を言ったりとか、ここぞというときに逃げない勇気とみんなを受け入れる心はしっかりと持てる自分でいようと思っていました」
菅井は、グループでの活動のほかにラジオパーソナリティや舞台女優など、ソロ活動にも意欲的に挑戦してきた。そして、卒業する前日の11月8日に、最後のソロ活動となる写真集『大切なもの』を発売した。
今回の写真集は、菅井が7年分の感謝を込めて、本人考案のシチュエーションやロケーションで撮影。沖縄、与論島、北海道などを舞台に「まるで彼女の隣りにいるような気分になれる写真」を詰め込んだ1冊だ。
ーー写真集の注目ポイントは?
「最後に卒業写真集という形で1冊残させていただけるのは、改めてたくさん応援してくださったみなさんのお力があってこそだなと思っていて。欅時代から含めての思いとか、自分にとっても大切だったことがたくさん詰め込んでいただいているので、少しでも関わってくださったことがあった皆さんにはぜひ見ていただけたらと思っています」
生粋のお嬢様として知られる菅井は今回、水着姿や温泉での入浴シーンなどで美しい“エレガントボディ”を惜しげもなく披露している。
ーー今回の写真集に向けてボディーメイクは行いましたか?
「今回、沖縄、与論島で先に撮って、その後北海道での撮影があったんですけれど、最初の沖縄、与論島のときは結構久しぶりの水着というのもあって、すごく緊張して、しっかり自分でも家でトレーニングをしたりして。でも逆に、もうちょっと好きなものをしっかり食べて、幸せに撮っていただくのもいいかなっていうことで、北海道での撮影の方はあえてあんまり体を作り過ぎずに、ありのままで自然に撮っていただいたので、男性にも女性にも見ていただけたらというものになるよう頑張りました」
発売前から重版が決まり、話題の写真集『大切なもの』。先行カットを見た、菅井を慕う2期生メンバーが独特な反応を見せたという。
ーーメンバーからの反響はありましたか?
「メンバーですごく慕ってくれている後輩の増本綺良ちゃんっていう子がいるんですけれど、その子が水着の先行カットが出た時に、それを見てくれて、自分の写真と合成した写真を作って送ってきてくれました。綺良ちゃんが私の上に乗っかっているよってなっている…。すごくびっくりしたんですけれど、可愛いなって思って嬉しかったです」
写真集の帯には、櫻坂46のプロデューサー秋元康氏からみた菅井への印象が書かれている。
「菅井友香が大切にしているものってなんだろう?生き方がブレない彼女を見てて思った。きっと自分なりの価値観をしっかり持っているからだ」
ーー秋元康氏の帯コメントをみたときの心境は?
「こうやって7年お世話になった秋元先生が生き方が『ブレない』って思ってくださっていたことにまず驚きました。すごくグループ活動が大変だった時とか、キャプテンとしての在り方に悩んでいた時期とかに先生から『そのままでいいんだよ』って言って頂いた言葉とかもすごく励みになっていたので、最後にこういうお言葉を頂いて本当に感謝しています」
ファンの前に立つ11月9日の東京ドーム公演でおよそ7年間のアイドル活動に幕を下ろす菅井。ラストステージを前に、ABEMAエンタメが募集したファンからの質問に本人が答えた。
ーーグループ活動で忘れられない思い出は?
「いろいろあるんですけれど、自分の中で結構『エキセントリック』のミュージックビデオ撮影がすごく印象に残っていて、夜にみんなで学校で制服を着て、水を思い切り浴びて、最後『やー』って自由にはしゃいで撮っていただいたシーンがすごく思い出に残っていますね」
ーー櫻坂46卒業後の活動は?
「卒業後もやっぱりまた応援して下さった皆さんとお会いできるようにこの芸能活動って言うんですかね、続けさせて頂けたらなと思っていて。そのためにも本当に何でもチャレンジしてみたいなと思っています。ご縁が頂けたことはなんでもやりたいんですけれど、でも舞台やミュージカルはもちろん、海外の方とかとつながることができるような仕事にも挑戦したりすることができたらうれしいなと思っています」
(『ABEMA NEWS』より)
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