2.5次元界のスターを発掘するオーディションに参加中の若手俳優・佐藤たかみちが、自信のあった芝居審査でランク圏外となり、悔しさをあらわにする場面があった。
サバイバルオーディション番組『主役の椅子はオレの椅子 シーズン2』#7が、11月10日（木）夜11時から放送された。
『主役の椅子はオレの椅子 シーズン2』とは
『主役の椅子はオレの椅子 シーズン2』は、2.5次元界のスターとなる新たなエンタメ舞台の主役5人を選ぶ、サバイバルオーディション番組。オーディションは、2.5次元ミュージカルを数多く手掛けるネルケプランニングを中心に、講談社、キングレコード、ABEMAの4社によって開催され、演出家の植木豪が総合プロデューサーを務める。
オーディションを勝ち抜いた5人の若手俳優は、新たな2.5次元俳優ユニットとして活動。選ばれた5人をオリジナルキャラクターとする、舞台、コミックス、音楽、映像など、メディアミックス作品として世に送り出される。審査の種目はダンス、ラップ、アクロバット、歌唱、芝居など多岐にわたり、各種目の特別講師が課題を与えて審査を行い、毎回トップ5を発表。種目別審査の結果が加味され、最終審査に合格した5人が主役の座を手にする。
本番組のオーディションに参加するのは、赤羽流河、今井俊斗、打越漣、小椋涼介、小黒直樹、熊谷晟那、弦間哲心、佐藤たかみち、高橋聖那、千葉彗太、中原弘貴、秦 健豪、古田伊吹、Lil Noah、Rayshyの15人。スタジオでは、シーズン1に引き、歌舞伎俳優・尾上松也がMCを担当し、第7話は俳優の和田雅成をゲストに迎えた。
厳しい結果に涙があふれ…「本当に負けたくなかった」
日本を代表する俳優・戸田恵子を審査員および特別講師に迎え、行われた今回の芝居審査。俳優にとって最も重要ともいえるこの審査に、熱い想いを抱く候補生も多く、佐藤もそのうちの1人だった。審査前のインタビューで佐藤は「やっぱり得意はお芝居じゃないですかね。俳優なので」「自分にしか出せないものはあると思っている」と、自信ありげに語っていた。スタジオゲストの和田は「役者で『俺、芝居得意なんですよね』は、あんまり言わないですよね(笑)」とツッコみつつ、「こいつ、これを真っすぐ言えるから強いんですよ」と、佐藤の真っすぐさを称賛。尾上も「かわいいな」と愛情を込めてコメントした。
だが、結果的に佐藤の熱意は、審査員に届かず、ランク圏外に。トップ5の発表時、佐藤はがっくりとうつむき、ショックを隠せない様子だった。その後のインタビューでは、涙を拭いつつ、「これだけは本当に負けたくなかったので。他ももちろんそうですけど。本当に芝居だけは負けたくなかったから…」と悔しさを吐露。「自分の足りないところを見つめ直して、上がっていくしかないですよね」と、自分に言い聞かせるように何度もうなずいていた。
次回は中間審査SP！今回のプロジェクトを担う4社の担当者が緊急参戦し、芝居、ラップ、アクションなど、これまでの課題をミックスしたハイレベルな審査が行われる。『主役の椅子はオレの椅子 シーズン2』#8は、11月17日（木）夜11時から放送。
