バイきんぐ西村がマイナス28度極寒の地・モンゴルで遊牧民一家と温かな触れ合い。その中で「一生の思い出に残るプレゼント」を渡す場面があった。
この番組は以前、バイきんぐ西村瑞樹が冒険バラエティ番組『陸海空 こんな時間に地球征服するなんて』(テレビ朝日系)にて行った、モンゴル旅を再特集したもの。旅をするのに使えるお金は、Instagramに投稿した写真に集まった「いいね!」の数で決まり、「1いいね=0.01円」からモンゴル国の通貨単位・トゥグルグに換算した金額のみとなる。Instagramに投稿できる回数は1日1回だけ。
今回の旅のミッションは8日間でモンゴル約1,000kmを縦断するというもの。2日目、前日の投稿分含め20,040トゥグルグ(約954円)を手にした西村は切符を購入して、長距離列車に乗り込んだ。“早くゴールしたい”という西村はなるべく南下して、直感で降りる場所を決めることに。
人が住んでそうな雪原を発見すると「面白そうだな」と、下車することを決めた西村。降りたツァイダム駅は、衛星写真で見ると小さな住宅街のみが確認できる。西村が気になっているのは遥か彼方にある集落のような場所。「モンゴルに来たからには遊牧民に会ってみたい」という西村の要望により向かうこととなった。
マイナス28度の極寒の地で、距離3kmを3時間かけて歩くと、遊牧民を発見。心優しい家族が快く西村たちを家へと招いてくれた。西村は“遊牧民の暮らしを知りたい”という理由で「泊まりたい」と同行ディレクターに気持ちを伝えた。一方、ディレクターは「よくよく考えてください。見知らぬ外国人の男性2人がいきなり『泊めてくれ』って…」と冷静に自分たちの境遇を分析していた。
しかしダメ元で宿泊をお願いしてみると、その家族は「いいわよ」と快諾。泊めてもらうばかりか、手打ち麺と羊の肉を一緒に煮込む家庭料理「ゴリルタイ・シュル」まで振る舞ってくれた。
“何か記念を”と西村は旅に持ち込んでいた、スマホで撮った写真をプリントアウトできる機械を使って、記念写真を家族に渡した。これを受け、主人は「ありがとう。スゴくうれしいよ。こんなの初めてだよ。一生の思い出に残るプレゼントだよ」と感謝し、側にいた子どももうれしそうに笑顔を浮かべていた。
(ABEMA「ナスD大冒険TV」より)