金八先生ならぬ、メンディー先生の熱いメッセージが胸を打ち泣かせる。GENARATIONS from EXILE TRIBEの関口メンディーが熱血教師と覆面レスラーを演じるABEMAオリジナルの連続ドラマ『覆面D』(土曜午後10時〜)。第6話では、大輔(関口)が退学する教え子に向けて熱い思いを言葉に乗せてパッションを爆発させる。
【映像】特殊詐欺の受け子をし逮捕…高校生の告白にクラスメイトたちは
現代の高校生たちが直面している社会問題と、それに向き合い続ける教師を描く、鈴木おさむによる完全オリジナルストーリー。高校教師の大地大輔(関口)は、人生に早くも絶望するワケアリ生徒たちのために、正体を隠しながら覆面レスラーの覆面Dとしてリングに立つ。
半グレのマサ(桜田通)にはめられる形でオレオレ詐欺に加担してしまった小橋(紺野彩夏)と鶴田(曽田陵介)は、命がけで自分たちを救ってくれた大輔のために、警察に自首することを決める。
2人の堅い意志を知った大輔は、担任としての責任を痛感して校長の馬場(高橋克典)に謝罪。そして2人の退学だけは免れようと、逮捕に至るここまでの経緯をすべて説明する。小橋と鶴田はマサの策中にハマった被害者でもあると。だが馬場は「これは2人だけの問題ではない!ほかの生徒への影響も考えてダメだ!」ときっぱりと否定する。
「必要以上に生徒の問題に介入しない!」をモットーにする馬場校長らしい当然のリアクションだと落ち込む大輔。すると馬場は「この学校の校長として言うべきではないことを今から言う」と切り出して「君は彼ら二人がこの学校を辞めたら、もう2人の先生じゃないのか?君がやるべきことは二人が辞めても二人の先生でいることじゃないのか?君が考えるべきは、この学校に残る方法じゃなく彼らの今後だ!」と思いもよらない言葉を発して、大輔のハートを痺れさせる。
馬場校長の言葉にハッとさせられた大輔は、帰りのホームルームでクラスメートたちに自らの犯した罪を告白し、逮捕されることを告げる鶴田と小橋から「大輔先生はかなりいい先生」と感謝を伝えられると、「俺なんかよりも勇気があってよっぽど強い」と罪を認めた2人を激賞。そして「こんな頼りない僕ですけど、ウザいって言われるかもしれないけれど、これからも2人の先生でいさせてください!」と生涯担任宣言をするのだった。
言葉ではなく、アクションとパッションで生徒たちを見守り愛する大輔のハートが届いた名シーンにおいて、大輔の生涯担任宣言が胸を打つ。担任から退学する生徒へのいまだかつてないメッセージに耳を傾けてほしい。