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日本有数の歓楽街として知られる新宿・歌舞伎町で今、ある新たなアイドルグループが話題を呼んでいるという。11月21日放送のABEMA「給与明細」では、そんな歌舞伎町発のアイドルグループに密着。その魅力に迫った。
【動画】「歌舞伎町発アイドル」実際のショーの様子（7分頃～）
番組で密着したのは、「歌舞伎町から、世界へ」をキーワードに活動する、その名も「かかかぶぶぶききき!!!」。応募者870名から選ばれた総勢25名のアイドルグループで、歌舞伎町に専用劇場を持ち、ほぼ毎日公演を開催。著名なクリエイターたちによって作られた楽曲は、すべてミュージックビデオを作っているという。ファンは口を揃えて「彼女たちを支えたい」と語り、なかには約700万円を貢いだ男性もいるようだ。
専用劇場では、25名の中から選抜された7名のメンバーたちが公演ごとに出演。特徴的なのは1枚100円の“おひねり”を推しメンバーに直接手渡すことができるシステムで、メンバーはおひねりを受け取ることでポイントが加算され、最も多くポイントを稼いだ上位7名が選抜メンバーとなり、ミュージックビデオやイベント出演など、劇場以外の仕事に参加することができるのだという。
仕掛け人は数々のガールズグループを世に送り出してきた音楽プロデューサー・クボナオキ氏。このシステムを考案した意図を尋ねたところ、彼は「海外のエンターテインメントの仕組みって、素晴らしい演者に対してチップを渡す習慣があるんですよ。それは真実だと思いますし、“かぶき紙幣”を通して今日のパフォーマンスの出来をメンバーもつねに確認できるというのは、良い相乗効果が生まれるんじゃないのかなと思って考えました」と明かす。
過去3回の選抜戦で1位を取り続けてきたのが、グループの絶対的エース・LICCA（18）だ。プロデューサーのクボ氏も「彼女の本筋って、やることをやってる。すごく愛される力がある」「間違いなく地道な努力を続ける力もある。セルフプロデュース能力が高い」と評する。
そんなLICCAに給与について質問すると、「10万円前後です」と告白。毎日行われる公演は時給制で、そこにおひねりやイベントなどのギャラが加算されていく。つまり出演する公演が多いほど稼げるシステムのため、選抜されると出番とともに給与も上がっていくそうだ。今後の目標についてクボ氏は「2年後ですね。武道館に立つことが目標です」と明かすと、LICCAも「絶対に立ちたい」と意気込みを語っていた。
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