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 9歳の時に突然歩けなくなり、脊髄の一部分が横方向にわたって炎症を起こすことによって発生する神経障害、横断性脊髄炎(おうだんせいせきずいえん)と診断。現在は、車いすインフルエンサーとして、テレビ出演・YouTube 制作・講演活動などさまざまな分野で活動する中嶋涼子さんがブログを開設。「障害者の常識をぶち壊す」ことで、日本の社会や日本人の心をバリアフリーにしていけるよう発信し続けている。

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■ある日突然車いす生活になり引きこもっていた過去

 7日に更新したブログでは9歳のある日、鉄棒からジャンプして着地した20分後に足が動かなくなっていたと説明し、車いす生活になったきっかけについて回想。

 車いす生活になってから、人の視線を感じるようになり「当時の私には、人に見られる事が苦痛」だったと述べ「小学校へ行く以外は家にいて誰にも会わない方が楽と思って生きていました」とつづった。

 そんな中、友人に誘われて映画『タイタニック』を観に行った際に「タイタニックを見にもう一度外へ行きたい」と思ったといい、それは「車椅子生活になって初めて自分から外へ出たいと思った瞬間」であったと振り返った。その後結局11回も映画館に足を運んだといい「それに付き合ってくれた映画好きの母に心から感謝します」とコメント。

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■『タイタニック』との出会いから

 同ブログでは続けて「タイタニックに出会って、車椅子になって落ち込んでいた自分に前向きに生きる希望を貰いました」とつづり「海外にいつか行ってみたい」という夢もできたという。

 そして、その夢は「いつか映画の本番ハリウッドで映画を作る」という目標となり、高校卒業後、アメリカ・ロサンゼルスにある南カリフォルニア大学の映画学部に入学したことをつづった。卒業後は、なんと「夢だったタイタニックの制作会社でもある映画会社『FOX』で映画やドラマの編集マンとしてのお仕事に就く事ができました」と自身の経歴を回想。

 中嶋さんのブログでは、引き続き車いすユーザーとなってからの生活をつづっている。

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