退場したはずの半グレ・桜田通が再び地獄を見せる。GENARATIONS from EXILE TRIBEの関口メンディーが熱血教師と覆面レスラーを演じるABEMAオリジナルの連続ドラマ『覆面D』（土曜午後10時〜）。第7話では半グレ・マサ（桜田通）が実の家族を人質にとる。その時、ヤングケアラー弟・武藤（水沢林太郎）の心中は？
小橋（紺野彩夏）と鶴田（曽田陵介）を警察送りにした元凶である半グレのマサは、大輔たちの前から姿を消したはずだった。訪れた平穏もつかの間、マサは実の弟・武藤の前に突如姿を現す。武藤が末っ子の誠に朝ご飯を食べさせていると、「よ！」とマサがまさかの帰宅。驚愕の表情を浮かべる武藤に「おいおい！そんなに驚くか？」と挑発的な表情を浮かべながら「今日からしばらくここにいさせてもらうわ。てめーらのせいで俺、警察に追われてんだわ」と居座り宣言をする。
マサは自分をかくまうように命令し、「お前らを人質に取れば最悪警察にバレてもなんとかなる」と怖いことを言い放ち、「外出をするな！」と武藤と誠を監禁。マサの異常思考に「人質って…家族だろ？」と武藤が訴えるも、マサは「家族って？…なに？」とやっぱり怖い。しかも最悪なことに「俺のことを売ったら、迷いなくジジイを殺す。ジジイだけじゃない、誠も殺す」とバタフライナイフを突き付ける。そして寝たきり祖父を含めた4人の監禁地獄ライフが幕を開ける。
マサは武藤が作った食事に対して「味がしねえ！もっと美味いもん出せねえのか？」と文句。そのマサの物言いに抗議する誠の髪の毛を鷲掴みにし、止めに入った武藤の横っ面を殴りつける。動けない祖父のことを思うとマサの支配から逃れられない武藤。理不尽な状況を心配する誠には気丈に「大丈夫」と言い続けるが、その瞳は怒りと憎しみで燃えているように見える。武藤の体から発せられる不穏な空気。我慢の限界はとっくにピークに達している。この先にさらなる悲劇が待ち受けているのか…。次週の展開にも注目だ。
