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 ABEMAの恋愛番組『オオカミちゃんとオオカミくんには騙されない』(以下『オオカミちゃんくん』)の最終回で、三原羽衣(うい/20歳/女優・インフルエンサー)と、中村榛(はる/18歳/モデル)が想いを伝え合い、紆余曲折の末に恋を実らせた。

【映像】うい&はる、カップル成立でハグ!

 最初に会った時から、はるに惹かれていたういは、最後の最後まで気持ちがブレずに自らの想いを貫き通した。一方、はるは中間告白でういと結ばれたものの、読書という共通の趣味を持つ新音(にのん/17歳/女優・モデル)からも好意を寄せられ、なかなか気持ちを決めきれずにいた。

 しかし最終的にはるが“告白の相手”に選んだのはういだった。カップル成立の瞬間、ういからは笑顔が溢れ、雨降る中、持っていた傘を手放し、はると熱い抱擁を交わした。そんな結末を迎えた2人に、改めて番組での出来事を振り返ってもらった。

うい「改めて私って一途だなって思いました」

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――今回、恋愛している姿をファンの方に見られる初めての機会だったと思います。そもそも番組出演に際し、緊張感はあったのでしょうか?

うい: ファンの方がどう思うか、その辺は正直に言うと不安でした。でも放送が始まってみると応援してくれる人がほとんどでしたし、『オオカミちゃんくん』に出たことで成長できたと感じているので、本当に出演できて良かったなと思います。

――一途にはるさんを想う姿が印象的でした。

うい: そうですね(笑)。我ながら一途だったと思うし、普段の恋愛の仕方をみんなに見てもらえて良かったと思います。

はる: 待たせてしまってすいませんでした…!

うい: あはは(笑)。

はる: 僕はプライベートを覗き見されている感じに最初こそ戸惑っていたんですけど、だんだんと抵抗感がなくなってきました。中盤過ぎた辺りからは極々、自然体でいられるようになったなって。

――仲間との絆が深まる中で、現場にはグルーヴ感が生まれ、そういったものが緊張から解き放ってくれたのでしょうか。

はる: そうですね。みなさんもすごく優しくて、そのお陰もあって、リラックスできるようになったんだと思います。

――ういさんは緊張という意味ではいかがでしょう?

うい: 私、もともと人見知りで、でも今回のメンバーはフレンドリーな子が多くて、その子たちが私の心をこじ開けてくれました。そのメンバーたちとの撮影はただただ楽しくって、そういう意味でも自分の気持ちを早く解放できたと思います。逆に素を出しすぎて「大丈夫かな」って心配になる瞬間もありました(笑)。

――具体的にどこが心配したシーンだったのでしょう?

うい: #1のすいか割のシーンです。はしゃぎ過ぎていて変な動きになっちゃって、「コレ大丈夫? みんな引いてない…?」って。今でもそのシーンは本当に恥ずかしいです(笑)。

はる: いやいや、あれはあれで貴重な映像だよ(笑)。

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――では恋愛する中で、新しい自分を発見した部分は?

うい: 発見ではないんですけど、改めて自分って一途だなって思いました。

はる: 僕ははっきりと答えを出せるタイプだと思っていたんですけど、まったくそんなことなかったというのが発見でした。言いたいことを全然、伝えられなかった瞬間もあったので、そこは反省点ですね。

――伝えたい言葉を押し殺してしまっていた?

はる: 思っていることを雰囲気に流されずに、しっかりと伝えられる人っているじゃないですか。けれど僕は、怖気付いてしまって、言えなかったことがありましたね。

――一方で、はるさんはしっかりメンバーのみんなと向き合っていた印象があります。どこかムードメーカーの雰囲気も。そういう意味だと、恋愛のことになると少し臆病になった?

はる: そうですね。チキンになっちゃいました(笑)。我ながらダサいなって思います。

――だからこそ、告白後の「すみませんでした~」「本当に待たせすぎ」という2人のやり取りはかわいらしかったです。

うい&はる: ありがとうございます(笑)。

はる「最初は“大人っぽくいこう”とイキってました」

「待たせてしまってすいません」三原羽衣(うい)&中村榛(はる)、紆余曲折の末に恋を実らせた2人『オオカミちゃんくん』を振り返る
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――この3か月間、様々な経験や作業を通じてお互いのことを知っていったと思いますが、最初に抱いた印象から変わらないところ、また時間を経て変わった点があれば教えてください。

うい: 最初からすごくコミュニケーション能力が高くて、優しい子だなって思って、その部分は最後まで変わらなかったです。根っからの優しいタイプというか。変わった部分は最初は大人な印象だったんですけど、途中から、どんどん高校生らしさが見えてきたというか。

――それは自分を解放した結果?

はる: そうですね。内なる中村がしっかり顔を出したと思います(笑)。というより最初は“大人っぽくいこう”と、イキってました…。

――はるさんのういさんに対する印象は?

はる: 僕も最初は大人っぽいと感じていて、“2歳差って結構大きいな〜”と思っていたんです。でもしっかり話してみるとこっちの温度に全然合わせてくれるし、本当に面倒見の良い人だなって。

うい: 長女なんで(笑)。

はる: そして変わってないところ……。

うい: ういは変わったよね?

はる: うん、変わった。物静かな感じと思っていたんですけど、2〜3回目の収録の時に“この人面白い、全然喋る人だ”って感じることができて、それはうれしかったです。そこから“もっと話したい”と思いましたし。

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――お互いの好きなところはたくさんあると思いますが、あえて3つずつ挙げてくれませんか。

はる: まず、芯の強さです。ブレないところが素敵。それと、目を合わせた時にちょっと逸らすのがかわいいなって。

うい: 人見知りだからだよ! 人見知りは相手の目を見れないものなの(笑)!

はる: それが可愛いんだって(笑)。でも、関西弁でガンガン話す姿を見ると「本当に人見知りなの?」っていう思いも。そういう照れ隠しをしちゃうところもまたかわいいですね。

――ういさんはいかがでしょう。

うい: 些細な気遣いができるところは素敵ですね。それこそ、ペットボトルのキャップを開けられなかった時にすっと開けてくれたりして。2つ目は、最初の頃めちゃくちゃ照れてたんですよ。その時の仕草が初々しかったなって。最後は、高校生独特のノリやはしゃぎ方が幼くて、それもかわいかったです。

はる: 視点が長女ですね〜。

うい: 何それ(笑)。

うい「私のそのままの姿を受け入れてくれたことがうれしかった」はる「ここでの3か月は今後に繋がっていく」

「待たせてしまってすいません」三原羽衣(うい)&中村榛(はる)、紆余曲折の末に恋を実らせた2人『オオカミちゃんくん』を振り返る
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――放送もご覧になっていたと思いますが、いち視聴者として印象に残っているシーンはありますか?

うい: (#11で)はる、ももは(高鶴羽/19歳/バレリーナ)、りおくん(高橋璃央/22歳/モデル・俳優)の3人で、るいくん(大久保琉唯/18歳/K-1ファイター)の試合を観に行ってましたけど、私は都合が悪くて参加できなかったんです。でも放送を観て、るいくんめっちゃかっこいいなって思いました。元々、格闘技が好きなので、本当はめっちゃ観に行きたかったんです(笑)。

はる: すっごいかっこよかったよ…! 友達がリングに上がっている姿を観るのは初めてだったので、判定で勝った時は心にくるものがありました。同い年でプライベートでも仲良くするくらいの関係性になったので、ただただうれしかったです。感動もしたし、涙が出るくらいの良い試合でした。るいとももはデートしている姿も、あの2人だからこそ出せた雰囲気だったし、素敵ですよね。

「待たせてしまってすいません」三原羽衣(うい)&中村榛(はる)、紆余曲折の末に恋を実らせた2人『オオカミちゃんくん』を振り返る
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うい: ももはが何かを伝えたり、何かを渡そうとする時、るいくんに「ちょっと目を瞑ってて?」って言うのも良いよね。

はる: 良いよね〜。本当に2人の間には優しい時間が流れていて、見ているだけで心が清らかになりました。それと、(最終回で)りおくんがしおり(加藤栞/17歳/モデル)に対して「ひびき(鈴々木響/19歳/モデル・DJ)のことを最後まで信じてあげて欲しい。だから笑ってね」って伝えていたじゃないですか。最年長が最年少を気遣う姿にもグッときました。包み込む感じは、りおくんの素だと思いますし。

うい: 本当にりおくんからはマイナスイオンが出まくってます。優しいオレンジ色のようなあたたかい印象…!

――様々な名場面が生まれましたよね。では最後にお2人の3か月間を見守った視聴者のみなさんへメッセージをお願いします。

うい: 放送中はSNSでも応援のメッセージを送ってくださる方が多くて、それに元気をもらっていました。「ういちゃんには幸せになって欲しい」って声が多くて、私のそのままの姿を受け入れてくれたことが、うれしかったです。『オオカミちゃんくん』は終わってしまったけれど、これからもよろしくお願いします。

はる: 最後まで見守っていただきありがとうございます。最終回を終えて、達成感もあったけれど、メンバーみんなに会えない喪失感もあります。でもここでの3か月は今後に繋がっていくと思いますし、これからもういさんと僕を応援してくれたらうれしいです。
 

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 『オオカミちゃんとオオカミくんには騙されない』はABEMAにて全話配信中。

テキスト・インタビュー:中山洋平
撮影:藤木裕之

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