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 海外で人気の超大型オーディション番組『Got Talent』の日本版『Japan's Got Talent』
が2023年2月よりABEMAにて配信される。同番組は、日本芸能界屈指の審査員4名が、世界中のさまざまな才能を持った未来のスターとなり得る原石を日本で発掘する公開オーディション番組。優勝者には1000万円、さらに推薦した人が優勝した場合、推薦者にも100万円が贈呈されるという日本版ならではの新ルールもある。審査員を務めるのは、ダウンタウンの浜田雅功山田孝之GACKT広瀬アリスという豪華な面々。パフォーマーたちをステージへ送り出す重要な役割を果たす進行役を担当するのは、今やテレビで見ない日はないほどの超人気コンビであるかまいたちの2人だ。大スターが誕生するかもしれない瞬間の、記念すべき第一回目の進行役を務める心境を聞いた。

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かまいたちが出場するなら「濱家のマジック」か「山内の歯笛」

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――本日はよろしくお願いいたします。まずは『Got Talent』の日本版の進行役を務める率直なご感想から教えてください。

濱家隆一(以下、濱家):これまで僕らは大会に出場する側だったので、舞台前の演者の気持ちは十分わかっているつもりです。進行役は、演者に寄り添うような立場なので、ベストパフォーマンスが出せるように、いい気分で送り出せるようにしたいです。

山内健司(以下、山内):僕は本家の『Got Talent』が好きで、よくYouTubeで見ているんです。本家も進行役は2人ですけど、YouTubeだと袖から見ながら指をさして笑っているシーンしか映ってないんですよ。なので、今のところは、指さして笑う準備だけ完璧にできています。

――指さして笑うシーンにも注目したいです(笑)。『Got Talent』に対してはどんな印象がありますか。

山内:ビックな番組というイメージですね。日本バージョンがどれだけ豪華になるのか、すごく楽しみです。

濱家:世界中の人が見る番組なので、もし変なことをしてしまったら、世界で恥をかくのかなという印象があります。

――見る人も世界規模ですが、出場する人も世界から老若男女、動物なども集まる可能性があります。お2人はどんなパフォーマンスを見たいですか。

山内:本家に通用するようなパフォーマーの人に出てほしいです。めっちゃ歌が上手い子とかが本家では盛り上がるんですよ。日本版でも、まだフィーチャーされていないそういう人に登場してほしいですね。

――おばあちゃんとかおじいちゃんとか、ギャップがあったりすると盛り上がる印象があります。

濱家:僕は、いわゆるお笑いだとしても、日本の漫才とかコントとは違うものが見たいです。ゆりやんも見た目とか動きで笑かす感じで、世界に通用するような笑いをやっていたので。お笑いのパターンをたくさん見てみたいです。

山内:ゆりやんは、いつもやっている自分らしさを残しつつ、誰が見てもウケるものをチョイスしましたが、パフォーマンスの後の絡みもめちゃめちゃ面白かったんですよ。そこも含めて仕掛けてくる人がいたらいいですね。

――ちなみに、もしお2人がでるとしたらどんな特技を披露しますか。

山内:濱家のマジックですね。僕が助手で。

濱家:いやいやいやいや、あんなところで出すようなネタじゃないやろ。

――『キングオブコント』で披露していた首が落ちるマジックはどうでしょうか。

濱家:あんなもんやったら浜田さんに何を言われるかわからないです。僕は、山内の歯笛で出るのがいいと思います。

山内:ぴぴぴーぴぴーぴぴ、ぴーぴぴぴぴー(情熱大陸の曲を歯笛で披露してくれる)。

――すごいですね! 歯のいろんな部分を使って音を変えているんでしょうか。

山内:主に前歯ですね。前歯に当てる空気圧を変えて色んな音を出しています。

――意外にめちゃくちゃウケるかもしれないですね。

山内:出てみようかな。

濱家:勇気あるな。

――今回は優勝した人の推薦者も賞金をもらえるそうです。お2人は、推薦したい人はいますか。

濱家:2700のツネは「BAD×TEN」というユニットを作って世界に通用するようなパフォーマンスをやっているので是非、挑戦してみてほしいです。ツネの人間ポンプは、絶対に世界中の人が笑うと思います。

山内:ツネは向いてそうやな。

濱家:推薦できるんやったらしたいです。

山内:僕は、天竺ネズミの瀬下を推薦したいですね。

――体を張った芸ですよね。

山内:あれは世界でも通用すると思います。からしシュークリームとか、わさびシュークリームを罰ゲームでもないのに勝手に食べて勝手にリアクションしてほしいです。海外でもウケそうです。

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――審査員のみなさんも豪華メンバーが揃っています。

濱家:海外の審査員の人ってどういう人が集まっているのかわからなかったんですが、こういう多ジャンルの豪華な人たちやったんやという気づきになりました。このメンバーだと、評価が割れそうやし、誰がどんなことで笑うのか、興味があります。

――浜田さんが審査員をするというのは珍しいですよね。

山内:浜田さんの審査は見たことがないので、どんな審査をするか気になりますね。

濱家:確かに。浜田さんがこのオファーを受けたのは注目度が高いニュースだと思います。

――どういうパフォーマンスがお好みだと思いますか。

山内:体張る系やと思いますけど。

濱家:多分、スタンガンで人をパチってやったら浜田さんはでっかいボタンを押すと思います。強力スタンガンを人に向けたらめちゃめちゃウケるでしょうね。

――目に浮かびます(笑)。日本開催ならではの楽しみはありますか。

濱家:海外だとスタンディーングオベーションをして「イエーイ!」とか「フ―!」とか歓声が上がるじゃないですか。日本人ってそういうことに馴染みがないので、思わず立ち上がったり、声を出してしまうようなパフォーマンスがあったら見どころの一つになりそうですよね。

山内:本家の場合は、話芸で出ている人を見てもわからないんですよ。日本語の話芸を見せてくれる人がいたら面白そうですね。いわゆるスタンダップコメディーを、芸人として活動していない人のやつを見てみたいです。

――いろんな楽しみがありますね! 最後に出場者へのエールと視聴者へのメッセージをお願いします。

濱家:日本での初開催で注目度は絶対に高いと思います。国内のパフォーマーとして認知されて、バズるチャンスなので、持っている力を全部出して頑張ってほしいです。視聴者のかたは、今まで目についてなかった人を見られる機会なので、純粋に楽しんでほしいです。

山内:是非、ここでチャンスをつかんでほしいですね。ただ、吉本から声がかかったとしても断って、いい事務所を選んで入ってください。

濱家:吉本でええやん(笑)。

――おススメの事務所はありますか。

山内:吉本以外です。

濱家:いや、吉本が一番いい会社です。

山内:視聴者の人は、記念すべき一発目なので見逃さずに見てください。

――ありがとうございます!放送が楽しみです!

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取材・文:氏家裕子
写真:mayuko yamaguchi 

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かまいたち、超大型オーディション番組『Japan’s Got Talent』進行役に決定 | バラエティ | ABEMA TIMES
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