22日深夜、『カンニング竹山の土曜The NIGHT』(ABEMA)が放送され、悪質な勧誘行為を取り締まる警察の捜査方法について説明する一幕があった。
この日は「裏社会事情通飲み会」と題して、『裏モノJAPAN』編集部の仙頭正教氏、『実話ナックルズ』編集部の菊池亨氏、ルポライターの國友公司氏、作家・編集者草下シンヤ氏が集まり、トークを繰り広げる様子を映像で紹介した。
路上で通行人に声をかけて客引きや風俗店などへのスカウトをする行為、通称「キャッチ」について、仙頭氏はオトリ捜査が行われていると解説。
この1年ぐらいでキャッチが改めて増えてきている印象があると語る仙頭氏は「彼らがやっていることは全部犯罪です」と、違法行為であることを明言して「警察は彼らを取り締まるためにオトリ捜査をいっぱい仕掛けてます」と語った。
方法については、私服の女性警官がオトリになるそう。街を歩き、寄ってきたキャッチが進路をふさぐといった迷惑行為をすると、うしろからついてきていた仲間の私服警官が「わかっているよね?」と声をかけ、現行犯で身柄を拘束するのだという。
「そんな形でどんどん捕まえてます」と、オトリ捜査で次々と摘発がおこなわれていると説明する仙頭氏は、逮捕された際の罰則について「捕まったら初犯でも罰金になる。起訴されると40万円」と、大きな代償があることを明かした。
ここで國友氏は「歌舞伎町のスカウト会社の研修を受けたことがある」と告白。実際にスカウト行為はしなかったものの、研修の際にマニュアルを渡されたのだとか。組織による管理売春行為がバレるのを避けるための方法とは? 國友氏が受けたという具体的な研修内容についてはABEMAでチェック。