22日深夜、『カンニング竹山の土曜The NIGHT』(ABEMA)が放送され「パパ活指南」の実態が明かされた。
【動画】“パパ活指南”チャットでの生々しいやりとり(1時間20分頃~)
この日は「裏社会事情通飲み会」と題して、『裏モノJAPAN』編集部の仙頭正教氏、『実話ナックルズ』編集部の菊池亨氏、ルポライターの國友公司氏、作家・編集者草下シンヤ氏が集まり、トークを繰り広げる様子を映像で紹介した。
仙頭氏によると、孤独な中年男性をいかに騙すかというノウハウを伝授する「パパ活指南」といった行為をする業者の存在があるのだという。
「結局は情報商材」だと切り捨てる仙頭氏は「孤独なオッサンを狙って色恋を仕掛けてお金を奪え」といった触れ込みで女性を集め、あるグループチャットには700人を超える参加者がいると説明。
そこでは連日24時間を通してパパ活のための情報交換が繰り広げられているのだそう。中には「私コロナになったことにしたいから、陽性が証明できる写真を送って」「妊娠したという体裁にしたいから腹部エコーの写真を送ってくれ」など、パパを欺くために使う画像の交換なども行われているという。
ターゲットについては「友だちがいない」「趣味がない」といった、漠然と生きているような人物が狙われるという。そのような人物の「応援したい」という気持ちを利用してお金を奪うそうで、仙頭氏は詐欺罪で逮捕されるケースもあると解説した。
VTRが終わると、ゲストとしてスタジオにも招かれていた仙頭氏がパパ活指南について改めて深掘りをすることに。パパ活指南ではどのような発言が男性の気を引くことができるかなど、文章の書き方も含めて詳細にアドバイスがなされていた。
番組ではグループチャットでの実際のやりとりを紹介。「足首を骨折されたことがある方、レントゲンや写真をお持ちでしたらいただけるとありがたいです」という発言に対して、チャットメンバーがインターネットで拾われたと思われるレントゲン画像を次々アップするやりとりを仙頭氏がパネルを使い、生々しく解説した。