「俺には華がない」「なんで彼の方が舞台映えするのか」ライバル俳優に脅威、若手俳優が外見コンプレックスを吐露『オレイス2』#9
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 2.5次元界のスターを発掘するオーディションに参加中の若手俳優・古田伊吹(24)が、「自分には華がない」と悩みを打ち明ける場面があった。

【映像】主演経験もある若手俳優が外見コンプレックスを打ち明けるシーン

 サバイバルオーディション番組『主役の椅子はオレの椅子 シーズン2』#9が、11月24日(木)夜11時から放送された。

『主役の椅子はオレの椅子 シーズン2』とは

 『主役の椅子はオレの椅子 シーズン2』は、2.5次元界のスターとなる新たなエンタメ舞台の主役5人を選ぶ、サバイバルオーディション番組。オーディションは、2.5次元ミュージカルを数多く手掛けるネルケプランニングを中心に、講談社、キングレコード、ABEMAの4社によって開催され、演出家の植木豪が総合プロデューサーを務める。

 オーディションを勝ち抜いた5人の若手俳優は、新たな2.5次元俳優ユニットとして活動。選ばれた5人をオリジナルキャラクターとする、舞台、コミックス、音楽、映像など、メディアミックス作品として世に送り出される。審査の種目はダンス、ラップ、アクロバット、歌唱、芝居など多岐にわたり、各種目の特別講師が課題を与えて審査を行い、毎回トップ5を発表。種目別審査の結果が加味され、最終審査に合格した5人が主役の座を手にする。

 本番組のオーディションに参加するのは、赤羽流河、今井俊斗、打越漣、小椋涼介、小黒直樹、熊谷晟那、弦間哲心、佐藤たかみち、高橋聖那、千葉彗太、中原弘貴、秦 健豪、古田伊吹、Lil Noah、Rayshyの15人。スタジオでは、シーズン1に引き、歌舞伎俳優・尾上松也がMCを担当し、第9話は俳優の和田琢磨をゲストに迎えた。

「華がある」小黒直樹に感じる脅威…外見のコンプレックスも告白

 アクロバット審査と歌唱審査で1位に輝き、総合ランキングでは5位にランクインしている、古田伊吹。高校時代から演劇部に所属し、舞台で主演を務めたこともある。順調に俳優人生を歩んでいるように見える古田だったが、実はある悩みを抱えていたのだった。

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 今回、候補生たちは2泊3日の合宿に参加。初日の夜、古田は総合プロデューサーの植木豪に「よく審査員の方が『華がある』って言うじゃないですか。それの正体がわからなくて」と、相談を持ちかけた。古田が「華がある」と感じる候補生として、名前を挙げたのが、1歳年上の小黒直樹(25)だ。小黒の総合ランキングは、古田よりも上位の2位。技術面もさることながら、色気を帯びた端正なルックスも、小黒の武器となっている。古田と小黒は、同じ初舞台を踏んだ者同士。スタートラインが一緒だったからこそ、ライバル意識を強く持つのも頷ける。

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 古田は「自分で言うのも変ですけど、たぶん器用なのは僕の方で。いろんな方向にできるのは僕なんですけど、圧倒的に舞台映えするのが、なおくん(小黒)だなって思っていて」と、自身と小黒を比較。さらに「舞台の業界に入る前は、自分の顔、結構かっこいいと思っていたんですよ」と正直に告白し、その上で「初舞台踏んで、周りが顔が綺麗すぎて。鏡に向かって自分が一番かっこいいって言える自信ないです」と、外見へのコンプレックスを明かした。

「自信が華に繋がる」プロデューサー植木がアドバイス

 植木は、自分をプロデュースすることの重要性に言及しつつ、「めちゃくちゃかっこいいやつに何かで勝ちたいって思わない?」と質問。すると古田は、自分よりも優れた人物を前にすると「あの人すごいな。俺にはないものを持っているな」と素直に認めてしまい、そこから奮起する方向に心が向かないのだと語った。謙虚な一面をのぞかせた古田だったが、植木は「主役がそれだと失礼だよ」とピシャリ。主演を務める俳優には「俺が今日は世界で一番の主役だ」と思うぐらいの自信が必要だと、言い聞かせた。

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 そして植木は、顔の美しさを超える、才能やかっこよさがあるはずだと力説し、「芝居も歌も磨けば磨くほど、その人にしかない自信が出て、それが華に繋がると思う」とアドバイス。さらに「現状じゃ嫌なんだもんね?」との問いに、古田が「それは、いやです」とはっきり答えると、「だったら、観客にまわってる場合じゃないと思うけど」と叱咤激励した。

 この「観客にまわってる場合じゃない」という植木の言葉が、古田の心を動かした。後のインタビューで古田は「バシッと叩かれたような感じがしました」と心境を吐露。「絶対に一位をとらなきゃダメだなって思いました。今ほど強く思ったことないかもしれないですね」と、首位獲得への意欲をみなぎらせた。

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 なお、その後のスタジオトークでは、古田が口にしていた「華の正体がわからない」という悩みに対し、スタジオゲストとして登場した和田琢磨が、自身の考えを語る場面も。和田自身、周囲から「華がある」と言われた経験があるそうだが、その言葉は、生まれ持った外見などに由来するものではないとの認識を示し、「もしかしたら、自分がこれぐらいやったという自信が、立ち方や目つきに繋がって、結果的にそれが華として見えるのかなって思うことはありますね」と、努力によって得られる部分が大きいと話していた。

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 グループで物語作品を創作し、合宿最終日に発表することになった候補生たち。しかし次回、事件が次々に勃発し、なかには意見の食い違いから、激しい口論に発展してしまうグループも…。果たして、無事に審査本番を迎えることはできるのか?『主役の椅子はオレの椅子 シーズン2』#10は、12月1日(木)夜11時から放送される。
 

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