韓国最大級の音楽プラットフォーム「GENIE MUSIC」主催によるK-POP授賞式「2022 GENIE MUSIC AWARDS」が、11月8日に開催。IVE、NCT DREAMなど日本でも熱狂的な人気を誇るアーティストが多数出演した。
【映像】IVE、NCT DREAM、Red Velvetら豪華パフォーマンス
“大型新人”として大注目されたデビューからわずか1年とは思えないほどの活躍を見せ、日本でも年末の「NHK紅白歌合戦」への初出場が決まっているIVEは、ホワイトのジャケットにレースアップブーツで揃えた美脚が際立つスタイルで登場。今年はK-POP界に強力なガールズグループが多く誕生した中、新人賞にあたる「The Female New Artist」を見事受賞したIVEは、まず妖艶なダンスと表情で「LOVE DIVE」を披露。そしてジャケットを脱いで「After LIKE」へ突入すると、客席からは興奮に満ちた歓声が上がった。6人はくるくると表情を変化させてはつらつとステージに立ち、コメント欄にも「無双しまくってる」「REIちゃーん!」「ガウルちゃん!」と応援の声が躍っていた。
NCT DREAMは、大賞のうち「The Top Album」と「The Top Artist」の2冠を獲得。シックな黒スーツに身を包んで現れた7人は、バックダンサーを従えたキレキレなダンスブレイクで黄色い声をたっぷりと浴びてから、ヒップホップナンバー「Beatbox」を披露する。客席には “草鈍器”の愛称で親しまれるNCTのペンライトが多数光り、ファンはメンバーの歌声に合わせ、大きな声でコールを贈った。観客の歓声は熱を帯びて収まることを知らず、視聴者も「ぎゃあああ」「ねえかっこよすぎない」「キレキレすぎませんか」と絶叫。続く「Glitch Mode」では花火が噴き上がってボルテージがさらに上昇。NCT DREAMは再びステージに現れたバックダンサーと共に、迫力たっぷりのステージを展開した。
金髪とショッキングピンクの衣装で強烈な印象を残した(G)I-DLEは、10月にリリースされ韓国の音楽チャートを席巻し続けている「Nxde」を壮大なスケールで披露して、唯一無二の魅力を放つ。そして星空に月が浮かぶ幻想的な映像演出の中登場したのは、Red Velvet。童話の登場人物のようなファンタジックかつシックなドレスをまとい、その美しさで客席にため息を起こしていた。5人はバッハの「G線上のアリア」がサンプリングされていることでも話題を呼び、この日「Best Music Video」に輝いた「Feel My Rhythm」をパフォーマンス。まるで妖精のように優雅に舞い、幻想的な世界観を作り出す。コメント欄にも「なんか幸せな気持ちで寝れそう」「ちょっと可愛すぎる」と見惚れるような声が上がっていた。
「The Female Solo Artist」に輝いたのはテヨン(少女時代)。少女時代も今夏、デビュー15周年を記念して約5年ぶりにカムバックしたことで大きな注目を浴びたが、テヨンのソロシンガーとしての活動も充実の一途を辿っている。彼女が名前を呼ばれ表彰の場へ向かう際には、SMエンターテイメントの後輩であるRed Velvetも嬉しそうに拍手を贈っていた。またTHE BOYZは「The Performing Artist Male」を受賞。スタイルの良さが際立つブラックの衣装で登場し、韓国語に加え英語と日本語でもスピーチを披露して、グローバルファンへも感謝を伝えていた。
このほか「2022 GENIE MUSIC AWARDS」にはBE'O、DKZ、LIGHTSUM、紫雨林、TNX、TEMPEST、Peder Elias、そして日本からPSYCHIC FEVER from EXILE TRIBEという計14組が出演し、熱いステージを繰り広げた。授賞式本編の模様は、「ABEMA」にて無料配信中。
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