『ゴッドタン』(テレビ東京)を手掛けた佐久間宣行プロデューサーが、「キス我慢選手権」を巡ってAV業界から接待に合いまくりそうになった過去を告白。黒いつながりを生まないために行った、ある危機管理法を坂上忍に打ち明けた。
【映像】「見たことない人がいる」佐久間宣行&坂上忍が枕営業について語る
11月30日(水)、ABEMAにて坂上忍がMCを務める番組『デマ投稿を許さない』が放送。同番組は坂上がSNSのタブーに斬り込み、議論の嵐を呼ぶ禁断のトークバラエティ。ネット上で本当か嘘かわからない噂を広められたゲストを招き真相を直撃、坂上がデマ投稿にNOを突きつける。企画・構成は鈴木おさむ氏。
今回のゲストは、元テレビ東京の名物プロデューサー・佐久間宣行。数々の売れっ子を発掘してきただけに、ネット上には「佐久間Pに抱かれると売れるらしい!」という枕営業を匂わせる投稿も。
佐久間は枕営業の噂を苦笑いで否定。そして、枕営業がなかった理由の一つに、『ゴッドタン』の「キス我慢選手権」を挙げた。
佐久間は「あれに出るとあの頃、AV女優の売上が10倍になるっていうことがあって」と影響の大きさを告白。AV業界にとって美味しすぎる仕事とあって、佐久間は「接待に合いまくりそうになった時があるんです」と打ち明けた。
AV業界による接待は、あやうく佐久間以外のスタッフに飛び火するところまで来ていた。「僕はヤバイと思って断っていたけど、下のADとかオーディションにつながる子が接待を受けそうになって」と危機を感じたそうで、なんとゴッドタンのキャスティングに関わるスタッフを全員女性プロデューサーに変更。坂上が「危機管理だ」と驚くと、佐久間は「そう、危機管理」「それによってトラブルが起きずにやれた。分岐点だったと思います」と番組が続いた理由を明かした。
佐久間やスタッフがもし接待を受けていたら、気づかないうちに反社とつながってしまう可能性もあったという。佐久間の粗探しをしていた坂上は「(佐久間には)なんにも落ち度がない」と清廉潔白な仕事ぶりを悔しがっていた。