北朝鮮の“公開処刑”の実態とは? 脱北者が目撃した当時の様子を告白「町中の人が集められて…」
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 26日深夜、『カンニング竹山の土曜The NIGHT』(ABEMA)が放送され、北朝鮮の公開処刑の実態が語られる場面があった。

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 この日は日本でYouTuberとして活動する脱北者のキム・ヨセフさんをゲストに招き、外からは見ることのできない北朝鮮での暮らしや脱北の経緯などについて話を聞いた。

 竹山が「公開処刑は本当にある?」と問いかけると、キムさんは自身も公開処刑を目にしたことがあると告白。小学生のころの経験で、ある日「今日は処刑があるから」と、子どもを含めた町の人たちが集められたという。

 公開処刑が行なわれる畑のような場所に行くと、そこには警察に捉えられた人の姿があったという。警察が「~~の罪でこの人を死刑にする」といった判決文のようなものを読み上げると、銃を使い処刑を実行。キムさんは「金日成、金正日を怒らせることがあったりすると、見せしめでみんなの前で(処刑を行う)。『もし同じことをやったらこうなるよ』という恐怖を与えるためにやる」と説明した。

北朝鮮の“公開処刑”の実態とは? 脱北者が目撃した当時の様子を告白「町中の人が集められて…」
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 そのとき少年だったキムさんは、「罪を犯した人間は北朝鮮では生きる価値がない人間」という教育を常に受けてきたため「あの人は死ぬべき人間だ」という風に見ることしかできなかったそう。

 また、処刑された遺体は家族の手にわたることはなく「そのままどこかに、みんなの知らないところに持っていく」と説明。キムさんが見た公開処刑は1回だったが、地域によって数には違いがあるという。

 食べるもの欲しさに電線を窃盗して中国に売却することや、「韓国映画を観る」といった行為はインフラや社会に悪影響を与えることから見せしめの対象になるとして、キムさんは「たまたま捕まった、運の悪い人が処刑になる」と、理不尽な実態を語った。

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カンニング竹山の土曜The NIGHT
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