ABEMAで配信中の新番組『有田哲平の引退TV』第1回の番組収録直後に、MCを務める「くりぃむしちゅー」の有田哲平(51)とフワちゃん(29)にABEMAエンタメでは独自インタビューを実施。2人が「引退」をテーマにした番組誕生秘話や、見どころを語った。
有田「私が極めて近い将来に引退をさせていただくという記者会見をやらせていただいたんですが、それと同時に、この私が引退するんだったら、この人も引退した方がいいだろう、あの人も引退した方がいいだろっていう人のところに行って、一緒に引退しようって言いに行く番組です」
フワ「まともじゃないです。ゆくゆくはそういう人たちを集めて集団引退するらしいよ」
有田「合同引退式ってやつをやる予定ですよ、野球場で」
フワ「やめなさいよ」
記念すべき番組1回目のゲストは、スキャンダルで世間を騒がせた、アンジャッシュの渡部建(50)。昔からの長い付き合いだという有田が渡部と対談し、引退を勧めるという、予測不可能なトークを展開していく。
フワ「『引退』っていうフィルターを通すと、2人がすごくかわいく見えたというか。黒いセットで『お前どうするんだよ、これから。もう何もないだろ、引退しろよ』って言っているんですけれど、何かちょっと読後感がすっきりしているっていうか。あとやっぱり渡部さんがツッコむときに、ちょっとやっぱり今までとスタンスが違うのよ。『何言ってんだよ、お前』とまでは言えないから、ちょっとはスンとしているんだけれど、それでもやっぱり面白いんだよ。やっぱり『引退TV』っておかしいじゃん。これ、言われる方からしたら、そんな企画生むなって話しだから。おかしいから。そこのおかしさに対する『何を言ってんだ』っていう困り顔も面白かったですし、渡部さんの。何か2人の昔の話なんかもちょっとエモ面白くて、私はすごくいいなって思いましたね」
およそ4年ぶりに渡部と再会したという有田は、対談中、普段とは違う緊張感があったそうだ。
有田「普通やっぱり緊張しましたし。進行してくれる人がいるわけじゃないからね。2人っきりだから。なんとなく『お疲れー』とか(言って収録が)終わったんですけれども、そのあと楽屋で酒飲みましたからね。ぐったりして、『はー』って言って。その後ちょっと『脱力タイムズ』っていう番組の会議をそのまま楽屋でやったんですよ。『ちょっと1回だけビール飲まして』って言って。飲みながら会議やっちゃいましたから」
フワ「(有田さんは)愛があるなって思いました、私は。誰かが何かをやるっていうのに対して、ここまで何か没頭して、熱中して、色々口を出せるっていうのは、愛がないと無理だから、私下手したらアンミカさんより愛あるじゃないかなって」
有田「アンミカさんは偽物だろ。偽物の愛じゃんか、あれは」
フワ「いやアンミカさんも本物ですけれど。でも、有田さんもカレンダーとか出した方がいいです。有田名言カレンダー。すごく良かったです」
極めて近い将来に引退するという有田が、様々な人に「一緒に引退しよう」と提案していく
『有田哲平の引退TV』。くりぃむしちゅーという「コンビ」として活動する中で、「引退」を考える時、相方・上田晋也(52)の存在が大きく影響しているそうだ。
有田「僕らの世界は、スカウトされて、その時から仕事がバッとあるっていう仕事じゃないから、やっぱり引退ってカッコいい言葉ですけれど、早々と『もうやめようかな』とか思うことは多いんですよ。(でも)俺の場合は相方がいたりするので、どっちかがそう(やめたいと)思ったとて、やっぱりどこかでお互いが、いやいやいやみたいな。特にやっぱりうちの相方はすごいから。オールスター感謝祭で1回言ってくれたことがあって。俺らはオールスター感謝祭の一番後ろの席でさ、誰も知らないその時。『あー、こんなスターばっかりいて、俺らのことなんか誰も知らないんだな』って俺がへこんでいたら、上田が『何言ってんだよ。今は知名度0だけど、この中で漫才させたら俺ら一番だから。そりゃ俳優さんもいるだろうし、かわいい子もいる。漫才させたら一番だから』って言って。『お前カッコいいこというな』って。確かに!って、パッと横見たら、(宮川)大助・花子さんいたのよ。『いや、大助・花子さんはいるけど』って言ったら、上田が『あ、ごめん、間違えた』って(笑)」
フワ「引くなよ」
有田「漫才だけでも10番目ぐらいだった、よーく見たら」
フワ「カッコつけたくなっちゃった」
有田「でもまあ、そうやって励ましてくれたりはよくしていたね」
フワ「いい話」
有田と渡部、2人の知られざる過去が明かされる後編は、12月2日午後9時から配信される。(『ABEMA NEWS』より)
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