坂上忍が、自身が8年間MCを務めた情報番組『バイキングMORE』(フジテレビ系)での芸人たちとの共演について振り返り、彼らへの尊敬の思いを語った。
11月30日(水)、ABEMAにて坂上忍がMCを務める番組『デマ投稿を許さない』が放送。同番組は坂上がSNSのタブーに斬り込み、議論の嵐を呼ぶ禁断のトークバラエティ。ネット上で本当か嘘かわからない噂を広められたゲストを招き真相を直撃、坂上がデマ投稿にNOを突きつける。企画・構成は鈴木おさむ氏。
今回のゲストは、元テレビ東京の名物プロデューサー・佐久間宣行。これまで多くの芸人が佐久間の番組からスターになり、坂上は佐久間に発掘された芸人を羨んでいるそう。「(佐久間が)『ここを切り口にしたら』、とか、『こういう見せ方したらこの人生きるんじゃないか』とか、ありとあらゆる方向から考えてくれるってスゴイなと思って」と佐久間の印象を語った。
佐久間は「この15~20年の芸能界では、職業でいうと芸人が天下を獲ったんだと思います」と坂上に応じ、坂上は「20~30年続いている不景気感の中で、テレビ業界を支えていたのは芸人さんとそのまわりのスタッフさんたち」としみじみ。「なんとかしてコンテンツを作っていったからでしょう」と不景気でもテレビ業界を支えた縁の下の力持ちたちに思いをはせた。
坂上は10年くらい前、なんとなくバラエティに出ていた時に「こんなにスゴイんだ、この人たち」と芸人のプロフェッショナルな仕事ぶりを目の当たりにしたという。坂上が「そうそうこの中には入っていけないよ」と語ると、佐久間は「そう思いながらよくバイキングを長くやりましたね(笑)」とツッコミ。坂上は「そんなのはもう、明日クビになるつもりでやろうって毎日毎日思ってやっただけ。それ以外なにもないです」と覚悟を明かし、芸人たちと互角以上に渡り合った日々を振り返った。