小森隼が『GENERATIONS 24時間テレビ』で1人トークライブに臨み、その内容にファンから大きな反響が寄せられた。
ABEMAでは、GENERATIONSの生特番『GENERATIONS 24時間テレビ 24時間いろんなライブできるかなぁ?』が、12月3日21時より配信された。GENERATIONSメンバーたちがそれぞれ叶えたいさまざまなジャンルの生ライブに、24時間ノンストップで挑戦する内容で、彼らの奮闘に多くの視聴者が熱視線を送った。
ソロ企画の大トリで登場したのが小森だ。企画タイトルは「1人トークライブ」。冒頭で小森は「昨日のよる9時から始まった『GENERATIONS 24時間テレビ』も残すところ僕のこの1人喋りとすべての学生の皆さんに届けるラストライブのみとなりました。正直めっちゃ舐めてました。やればクタクタになるんだろうなと思っていましたが、そんなもんじゃなかったです」と現在の赤裸々な気持ちを明かした。
今回の1人トークライブのテーマは「人に夢を与える」。まず小森は、EXILEのライブに行って“パフォーマーになりたい”という夢をもらったこと、その夢を全力でサポートしてくれた母親への感謝、EXILE HIROに出会ってからの自身の変化についてを語った。
そんな中、小森はグループの冠番組『GENERATIONS高校TV』収録中の“一番の後悔”についても赤裸々に語った。番組を通じ、たくさんの高校生たちと接してきたGENERATIONSだが、小森は2017年に福島県の女子高に訪れた際のことを今でも悔やんでいるという。「震災から6年、被災した私たちの元気な姿を見て欲しい」というリクエストを受け、学校を訪れたが、小森は生徒たちに気を遣うあまり、閉口してしまう場面があったそうだ。
一方、ほかのメンバーは、生徒と正面から向き合うために、自らの辛い経験や悲しい過去を打ち明けたという。それにより生徒たちの顔つきも変わっていき、より彼女たちの赤裸々な思いを引き出すことができたそうだ。小森は「自分は番組がどうすれば成立するのかばかりを考えていた。けれど、メンバーは生徒と向き合うために自らの辛かった経験を話した。生徒と向き合うことにカメラがまわっている・まわっていないは関係ないと教えてもらいました。これが、今まで『GENE高』を収録してきた中での1番の後悔です」と明かした。
あれから5年。今回の『GENERATIONS 24時間テレビ』の放送にあたり、小森は「福島の高校の生徒だった子たちは今何していますか?」とスタッフに投げかけたという。これを受け、スタッフが動き、8名とコンタクトが取れたそうだ。
その8名は現在それぞれの道を前向きに歩いているという。中にはフリーの女優として白濱亜嵐と共演した方もいるそうだ。その方は小森に対し「今の私の夢はいつかGENERATIONSの皆さんと共演できる人になって、あの日の感謝を直接伝えることです」と明かしたという。
この言葉を受け、小森は「もしかしたら僕たちと話したことによって、夢を見つけることができた生徒もいるんじゃないか。知らず知らずの内に僕たちは夢を与えられる立場になったんじゃないか。そう思えたんです」という。その上で「でも夢を与えるということは責任がある。だからこれから先も僕たちは全てのことに全力で向き合います」と決意を示した。
約28分にわたり繰り広げられた小森の1人トークライブ。視聴者からは「7人に救われている人は多い」「素敵な話、、」「涙が止まらん」「みんな夢を叶えてる。GENEのおかげだ」などの声がコメント欄に寄せられていた。
(ABEMA『GENERATIONS 24時間テレビ 24時間いろんなライブできるかなぁ?』より)