オーディションの一環として、グループで物語作品を作る課題に取り組むも、直前まで台本の内容をめぐり意見が衝突。窮地に立たされた5人の若手俳優がそのまま本番を迎えた。
【映像】意見が決裂したまま本番へ…追い込まれた若手俳優5人の衝撃の舞台
サバイバルオーディション番組『主役の椅子はオレの椅子 シーズン2』#11が、12月8日（木）夜11時から放送された。
『主役の椅子はオレの椅子 シーズン2』とは
『主役の椅子はオレの椅子 シーズン2』は、2.5次元界のスターとなる新たなエンタメ舞台の主役5人を選ぶ、サバイバルオーディション番組。オーディションは、2.5次元ミュージカルを数多く手掛けるネルケプランニングを中心に、講談社、キングレコード、ABEMAの4社によって開催され、演出家の植木豪が総合プロデューサーを務める。
オーディションを勝ち抜いた5人の若手俳優は、新たな2.5次元俳優ユニットとして活動。選ばれた5人をオリジナルキャラクターとする、舞台、コミックス、音楽、映像など、メディアミックス作品として世に送り出される。審査の種目はダンス、ラップ、アクロバット、歌唱、芝居など多岐にわたり、各種目の特別講師が課題を与えて審査を行い、毎回トップ5を発表。種目別審査の結果が加味され、最終審査に合格した5人が主役の座を手にする。
本番組のオーディションに参加するのは、赤羽流河、今井俊斗、打越漣、小椋涼介、小黒直樹、熊谷晟那、弦間哲心、佐藤たかみち、高橋聖那、千葉彗太、中原弘貴、秦 健豪、古田伊吹、Lil Noah、Rayshyの15人。スタジオでは、歌舞伎俳優・尾上松也がMCを担当。第11話は俳優の和田琢磨と、シーズン1で主役に選ばれた、俳優の三浦海里をゲストに迎えた。
作品の一部は即興で作る事態に…Cグループの運命は？
今回の放送をもって、第二章・合宿編がついに完結。候補生たちは、3日間の合宿の集大成として、5人1組で作り上げた物語作品を上演した。これが終われば、あとは12月15日（木）に生放送で行われる最終審査を残すのみ。
候補生たちは、これまで以上に熱い想いを胸に、全力で課題に取り組んできた。それ故に、意見が対立することもしばしば。AグループとBグループは、ぶつかり合いを経て、最終的には一つにまとまることができた。しかしCグループはというと、本番3時間前になっても、台本の内容をめぐり、揉めたまま。こだわり抜いて作り上げた台本が変わっていくことを、小椋はなかなか受け入れられず、暗い表情を隠しきれない。気持ちを切り替えられず、一時はグループから距離をとろうとしていたが、秦がフォローしたことで、小椋も徐々に活力を取り戻すことができたようだ。
だが、絶望的な状況であることに変わりはなく、他の２グループが最終の仕上げに取り掛かるなか、Cグループは台本を直し、新たな台詞を書き起こす段階。時間がないため、新たに作った部分は台詞を書き起こさず、シーンだけ決めてアドリブで練習するという、最終手段がとられることになった。
こうして迎えた、審査本番。高校の演劇部が大会に出場するまでの日々を描いたCグループの舞台が始まった。その内容にスタジオの尾上は「千葉くんいいじゃん」と絶賛。そして最後には「よくやったよ」と拍手を送り、候補生たちの努力を称えた。本番直前までもがき、苦しみながら、何とか作品を完成させたCグループ。果たしてその評価はいかに…？
次回はいよいよ最終回！2時間の生放送の中で最終審査が行われ、５人の主役が決定する。『主役の椅子はオレの椅子 シーズン2』#12は、12月15日（木）夜11時から放送。
