鈴木エイト、命の危険を告白「政治家から狙われる可能性も」「一線を越えると何かしてくる人がいてもおかしくない」
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 旧統一教会問題に鋭く切り込むジャーナリスト・鈴木エイト氏が命の危険を告白。「政治家から狙われる可能性も」と警戒感を見せた。

【映像】鈴木エイトの自宅に届いた不審物

 12月14日(水)、ABEMAにて坂上忍がMCを務める番組『デマ投稿を許さない』が放送。同番組は坂上がSNSのタブーに斬り込み、議論の嵐を呼ぶ禁断のトークバラエティ。ネット上で本当か嘘かわからない噂を広められたゲストを招き真相を直撃、坂上がデマ投稿にNOを突きつける。企画・構成は鈴木おさむ氏。

 旧統一教会問題を追及し教団からマークを受けているはずのエイト氏だが、不思議なことにまだ旧統一教会から提訴されていない。坂上は「旧統一教会といえば鈴木エイトさんという印象」「どうして(旧統一教会から)提訴されないんですか」と質問した。
エイト氏は「訴訟相手って、手を出したらアウトです」「なのであえて訴訟を起こさず、実力行使してくるんじゃないかっていう心配はあるんですよね」と淡々と説明。「ここまで訴えられないと、もうそろそろ訴訟起こされないとおかしいなって思います」と戦慄するような理由を語った。

 エイト氏は、「70年代は内部告発しようとする人が襲われたり、出版社が襲撃されたりということもあった」と前置き。現在はあからさまに狙われることがないと予想しつつも、「何かしらしてくる可能性はある。政治家側がなにかをやってくる可能性もあるかな、と」と説明。「教団との絡みが暴かれて政治生命が危なくなる政治家が、何かしら手を出してくる可能性がないとも言えない」と恐怖と隣合わせの状況を語った。

 ジャーナリストが殺される可能性を聞かれると、エイト氏は「身近な方ではないんですけど、不審死を遂げたり…」と自殺に見せかけた殺人に言及。「駅のホームでは前に立たない、そもそも電車に乗らない」「メールの文面で、『お世話になりました』は書かない。切り取られて遺書って思われたら困るので」「基本的にはタクシーを使うようにして、どうしても電車移動の時は使う駅を毎回変えています。警察から言われました」と、もしものことがあった時に備えてあらゆる予防線を張っていると明かした。

 エイト氏は「政治家が狙ってくることの方が多いのかな」という予想。「今回の事件で思いがけず有名になり、怖くなったかなと…それまでは単純に教団側から嫌がらせをされているレベルでしたが」「今は教団の組織防衛であるとか、政治家の自己防衛。政治生命を守るために、一線を越えると何かしてくる人がいてもおかしくない」と命の危険を感じていると語った。

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