スーパーマラドーナがM-1を目指す元ヤン芸人たちを熱血指導。喧嘩っ早い元ヤン芸人にひるまず、漫才に「面白くない」と次々にダメ出し。一触即発ムードになった。
12月19日(月)、ABEMAにて人気お笑いコンビ・かまいたちの山内健司&濱家隆一がMCを務める冠番組「ぜにいたち」#54が放送。M-1に4年連続決勝進出を果たしつつも頂点を穫ること叶わずラストイヤーを迎えたスーパーマラドーナ・武智&田中一彦が、番組からM-1王者を輩出すべく漫才塾を開催した。
スーマラが指導するのは面白くなりたいヤンキー芸人4組。濱家はメンツを見た瞬間「ブレイキングダウンやな」と漏らした。元ヤンの武智ですら「いかついな」「ヤンチャっすね、だいぶ」と覚悟を決めた。
1組目の漫才を見た武智は「お客さんが置き去り」としっかりダメ出し。「面白くない」「今のところ、刺さったものはない」とぶったぎった。若手芸人が「納得いってないですね」と噛みつくと、武智は「アホやねん、お前」「態度から直せよ。何年目や」「こっち20何年やってんねん。お前がおもろいと思っても、世間がおもんないと思ったらおもんない」とヤンキーにひるまず目を血走らせた。
濱家は「こわかった…」とバチバチの雰囲気に恐怖した。2組目の漫才を指導する時も、武智は「人の話聞く時に腕組むな」と態度にダメ出し。濱家は「巨人師匠やん」とつぶやいた。ライブではそこそこウケているというネタらしいが、武智は「お前らのウケてるってどれぐらいなん?お前らのウケてるはウケてない」とビシバシ。「おもろないって言ってんねん」とブチギレした。
そして3組目は芸歴9年目。ネタの前に武智にしっかりと頭を下げ、「漫才勉強しに来ました!よろしくお願いします!」と挨拶した。ネタを見た武智は「うまいな~」とポツリ。面白ければきちんと褒めるという姿勢を印象付けていた。