スーパーマラドーナ武智が元暴走族の総長YouTuberに漫才を指導。元総長が「ネタってなに」とナメた態度を見せ、武智が「偉そうだな」「M-1の1回戦も通らん」とブチギレした。
12月19日（月）、ABEMAにて人気お笑いコンビ・かまいたちの山内健司＆濱家隆一がMCを務める冠番組「ぜにいたち」#54が放送。M-1に4年連続決勝進出を果たしつつも頂点を穫ること叶わずラストイヤーを迎えた“M-1の亡霊”スーパーマラドーナ・武智＆田中一彦が、番組からM-1王者を輩出すべく漫才塾を開催した。
スーマラが指導するのは面白くなりたいヤンキー芸人4組。ところが、なんとその中に1組、芸人ですらない素人が混ざっていた。
一人はSNSで活動する元暴走族総長YouTuber。現役時代ヤンキー50人を束ねていたそう。元総長は「もっと面白くなりたい」と今回自ら参戦を決意したとのこと。
武智が「まず、ネタある？」と聞くと、「ネタって何？」といきなりナメた態度。武智が「さっき見たようなやつ」と言うと、「あーあのつまんないやつね」と他のコンビを鼻で笑い、先にネタを見せた3組はブチギレ。椅子を蹴飛ばしてにらみ合いつかみ合いのガチ乱闘が始まってしまった。濱家は「誰が笑うねんこんなヤツら見て」とすっかりビビり気味。田中が「テッテレー」と小ネタを披露して場を収めようとすると、即座に「つまんねーよ」とヤジが飛んだ。
自身も元ヤンの武智は冷静に「ここはネタをやる場所やから」「そもそもなんで2人は来たの？」と元総長コンビを問い詰め、「お前ら27と28やろ？俺ら44と45やで？敬語使え」とピシャリと礼儀指導した。
武智は「お前1回戦も通らんぞ、お前みたいなやつは」「ナメんなよお笑い」と元総長コンビに訴え、「俺らは死ぬほど努力した。それでも優勝には届かんかった」「ちゃんとやる気持ちがあるならこっちも真摯に向き合う」と真剣そのもの。「昔はヤンチャしてたとしても、そんなもんお笑いには何も通用せん」と熱を込めた。
暴れていた元ヤン芸人たちは一気に静まり返り、武智の言葉に耳を澄ませた。山内と濱家は「響いてる…」と元ヤン芸人たちの豹変に驚愕していた。果たして、武智の思いは元ヤン芸人たちに届いたのか。
