スーパーマラドーナ武智が漫才を指導する元ヤン芸人4組がライブ直前に大乱闘。全く練習しようとしないコンビに他のコンビが噛みつく様子に、かまいたち濱家が「これがブレイキングダウンか」と引き込まれた。
12月19日(月)、ABEMAにて人気お笑いコンビ・かまいたちの山内健司&濱家隆一がMCを務める冠番組「ぜにいたち」#54が放送。M-1に4年連続決勝進出を果たしつつも頂点を穫ること叶わずラストイヤーを迎えた“M-1の亡霊”スーパーマラドーナ・武智&田中一彦が、番組からM-1王者を輩出すべく漫才塾を開催した。
スーマラが指導するのは面白くなりたいヤンキー芸人4組。朝10時から指導を開始し、19時までにお客さんの前で漫才させるというのがスーマラに課せられた過酷すぎるミッション。武智は「俺らは死ぬほど努力した。それでも優勝には届かんかった」「ちゃんとやる気持ちがあるなら、こっちも真摯に向き合う」と熱を込め、次第に元ヤン芸人たちも真剣に。
ところが、その中の1組・元暴走族総長&悪友コンビは芸人ですらない素人。「ネタって何?」とスーマラに無礼な態度を取り、他の3組とつかみ合いの大乱闘まで。
他の3組が漫才を着々と仕上げていく一方、元総長コンビはこの日ライブを開催する中野のライブハウスに向かわず勝手に中野を観光。遅れて会場入りした挙げ句、他のコンビがネタを詰める中、「長いな~」とグダグダ過ごした。
その様子を見た他の元ヤン芸人は「お前らさ、(コンビでネタ)合わせろや」「お前ら見てるとマジでムカつくわ。なんで来たん?」「スーマラさん真剣にやってるだろ」と元総長コンビに噛みつき、濱家は「これがブレイキングダウンか」と画面に釘付けに。元ヤン4組は再びつかみ合いの大乱闘を始めた。
武智は「おいおいおい、やめやめ」とケンカに割って入り「ストップ、ストップ!」「まあまあ落ち着け」と仲裁へ。ケンカの理由を知った武智が元総長をなだめると、元総長は「こっちの方が笑い取れたら謝れって感じ」「世の中は結果が全て」と大口を叩いた。
すると田中は元総長にビビって「結局、笑いとったもん勝ち」「向こうが悪い」と手のひらをクルリ。武智は「クソやな~」と田中に呆れた。
武智は元総長に「もしあの3組の誰かには負けてたな~って思ったら、あいつらのことを認めてあげてほしい」と訴え。元総長は「上等だよ」とふてぶてしい態度を取った。果たして4組の漫才で笑いを起こすことはできるのか?