もやし生産者の窮状を訴える新聞広告にマツコが「みんな安さを求めすぎ。その裏に苦しい思いをしてる人がいる」と持論を展開する場面があった。
12月16日に放送された『マツコ&有吉 かりそめ天国3時間SP』(テレビ朝日)では、工業組合もやし生産者協会が、ある日の新聞に生産者の窮状を訴える全面広告を載せたことが紹介された。その上で、視聴者からは「もやしは今も1袋30円や20円。お店によっては10円で販売しているところもあります。もやし、もう少し値上がりしてもいいですよね?」といった意見が寄せられた。
まず、マツコ・デラックスが「もちろん安い方が良いっていうのは当然かもですけど、そろそろね…」と述べると、有吉弘行も「もやしとか卵って価格の優等生みたいな立場を守らなくちゃいけなくて、学級委員長みたいでかわいそうだよね」と意見した。
続けて、有吉が「もうちょっと(価格)上がっても良いよ。価格の不良と呼ばれるようなね」と語ると、マツコも「それで良いわよね。みんなね、安さを求めすぎですよ。その裏にとんでもない苦しい思いをしてる人がいるのをちょっと考えないとね」と話した。
さらに有吉は「電球とか電池って妙に安いと警戒するじゃない。電池ぐらいだったらちょっと高いの買っちゃおうと思う。もやしもああいう風に思わせないといけないね」と力強く語った。
マツコも有吉も若手時代、安価で美味しく頂けるもやしに助けてもらっていたという。その上で、マツコは「スーパーとかがそうだけどもやしの特売に頼り過ぎよね。“せーの”でどうにかならない?」ともやし業界の先行きを本気で心配していた。
(『マツコ&有吉 かりそめ天国』より)