19日深夜、『スピードワゴンの月曜The NIGHT』(ABEMA)が放送され、M-1グランプリ2022』(ABCテレビ・テレビ朝日系)に優勝したウエストランドが漫才を生披露した。
【動画】ウエストランド、コンプラ無視のネタ披露(1時間25分頃~)
この日は「M-1祝勝会SP」と題して『M-1』に出場したウエストランド、キュウ、男性ブランコ、真空ジェシカがゲストとして招かれた。
番組では4組が「最終決戦でやるはずだったかもしれないネタ」を披露することに。男性ブランコは「満月を三日月にする仕事」というファンタジーなネタ。真空ジェシカはガクが体調不良で欠席だったため、川北が1人で2役やるというシュールな漫才。キュウはあらゆる地方、国の方言や言語が入り混じる「全国弁」や「万国弁」を言い放つネタを披露した。
トリのウエストランドは、ネタの冒頭で河本太が「芸人さんはメチャメチャおしゃべりじゃないですか」と切り出すと、井口が「お前もっとしゃべれよ!」とキレて、河本が最近あったエピソードを明かしていくという流れに。
しかしその内容はコンプライアンス的に心配されるようなエピソードばかりで、井口は次々と「不安になって入ってこないから!」とツッコミ。世の中の声を気にする井口に、河本が「めんどくさくないですか?」と問いかけると、井口は「めんどうくさいんだよ! めんどうくさい世の中に誰がしたんだよ、みながしたんだよ!」と、ツッコミながら世間の風潮を切り捨てた。
さらに河本の話す内容はエスカレートしていき、井口は「そんなヒリつく話ならしゃべるなよ!」と一喝して「安心、安全、ほのぼのトークだけしてくれよ」とリクエスト。河本の「それ面白いんですか?」の問いかけに「面白くないよ!」と叫び「人前に出る人は面白い話をしちゃだめなんだよ」と言い放った。
最後に河本が「安心、安全、ほのぼのトーク」をして、井口が「これだよ……これなわけねえだろ!」と言い捨ててネタは終了。井戸田潤が「なんか急にオーラまとったね」と変貌ぶりに驚くと、小沢一敬は「このコンビはボケとツッコミじゃなく、思想だもんね」「ウエストランドにしかできない」と、絶賛した。