思いがけず過去に戻れる方法に気づいた大学生が、初恋の人の命を救うため時間旅行を繰り返す韓国ドラマ『恋をしたという現在進行形』がABEMAで配信中だ。ガールズグループwoo!ah!のウヨンとボーイズグループSF9のジュホがwithコロナの時代のリアルなキャンパスライフを送る大学生を好演している。
高校時代に知り合った初恋の人ソジン（ジュホ）と同じ大学に入ったポラム（ウヨン）。しかし、ソーシャルディスタンスをとることが求められるコロナ禍の大学では、授業も行事もオンラインで進められるため、ジュホと会うこともできない。そんなある日、中古のパソコンを手に入れたポラムがある場所でネットにアクセスすると、なぜか2017年にタイムスリップ。そこには仲間たちとサークル活動を楽しむ新入生のソジンがいた。
大学が舞台となる韓国ドラマが多い中、『恋をしたという現在進行形』がユニークなのは、現在進行形のwithコロナ生活をかなり細かく取り入れているところだろう。主人公ポラムは、マスク必須時代のメイクのポイントに悩み、オンラインで授業を受ける時には、大好きな先輩ソジンの姿をモニターいっぱいに映し出す。さらに、コロナ初期に流行した家で作って飲む甘い飲み物タルゴナや、肥満防止のためのフィットネスといった少し懐かしいアイテムも登場する。ポラムがアルバイトをしていたカフェにもまったく客が訪れなくなり、クビにされてしまうという姿も現実的だ。さらに、wifiを利用してタイムリープするという設定もおもしろい。
ポラムを演じているのは20年にデビューにデビューしたwoo!ah!のメンバーであるウヨン。大好きな人に会いたいという一心で大学に入った彼女は、やがて、憧れの人ソジンが死んでしまうという事実に気づき、なんとか未来を変えようと何度も過去へと戻る。大学1年生らしい初々しさが感じられるウヨン扮するポラムは、はたして、ソジンを助けられるのだろうか。また、合コンで出会った同級生ヒョミンとの関係からも目が離せない。
一方、クールな大学生ソジンを演じているのは人気グループSF9のメンバー、ジュホ。音楽を専攻し、バンドのボーカルとして歌も披露している。同じバンドでベースを担当する恋人ダソムとの仲睦まじい姿がポラムの心を揺らす。
さらに、演技専攻のヒョミン役でボーイズグループN.Flyingのソ・ドンソンも出演。演技は今回が初めてということで、ドラマの配信後には「首筋が硬くなるほど緊張しすぎた記憶があります。ソ・ドンソンではなくヒョミンとなって画面に出てくるという事実が不思議でした」とコメントしている。
韓国の大学生たちの今が感じられる『恋をしたという現在進行形』。同じ時代を生きる日本の視聴者にもきっと共感を呼ぶはずだ。
『恋をしたという現在進行形』はABEMAにて全話配信中。なお1話～3話は無料配信中。
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