尾田栄一郎氏の直筆＆Ado歌唱「ウタの絵描き歌」初解禁！名塚佳織が映画「ONE PIECE」裏側を語る【声優と夜あそび】

　ABEMAの「アニメLIVEチャンネル」にて、12月21日（水）の夜10時から夜11時30分にわたり『声優と夜あそび水【森久保祥太郎×蒼井翔太】#31』が放送された。

　本放送では名塚佳織をゲストに迎え、「映画『ONE PIECE FILM RED』の裏側を語りましょー！」と題したコーナーを実施。ともに映画に出演するMCの森久保と、映画の魅力や裏側を語ったほか、最後には、原作者の尾田栄一郎氏直筆＆歌手のAdo歌唱の『ウタの絵描き歌』が番組内で初解禁された。

■ウタ役・名塚佳織が語る映画『ONE PIECE FILM RED』の裏側とは？

拡大する

　本放送では、大ヒット公開中の映画『ONE PIECE FILM RED』より、ウタ役の名塚佳織が登場。MCの森久保と蒼井は「ウタだぁぁ」と大興奮で名塚を迎え入れた。

　そんな番組内では、「映画『ONE PIECE FILM RED』の裏側を語りましょー！」と題したコーナーを実施。名塚と、バルトロメオ役で出演している森久保が、“夜あそび”でしか聴けないその裏側をたっぷりと語っていった。

　映画『ONE PIECE FILM RED』は、世界で最も愛されている歌手・ウタを中心とした物語で、ウタが初めて公の前に姿を現すライブで“シャンクスの娘”という衝撃的な事実が明かされることから始まるストーリー。

拡大する

　まずは、興行収入185億円を突破する大ヒットを記録中ということで、その反響について聞かれると、名塚は「上の娘が小学生なんですけど、ついこの間運動会があった時に“ウタだ！ウタだ！”って言っていただけて」と身近に感じた反響を語り、子供から大人まで多くの世代で愛されている喜びを語った。

　すると森久保は「娘が『新時代』をずっと聴いてて」と自身の娘もウタにハマっていることを告白。しかしその後、映画を観に行った娘から「パパの声わかんなかった。パパいなかったよ」と言われたことを悲しげに語った森久保に一同爆笑。「パパもやってるんだよって言っても信じてくれないの！」と訴える森久保に、蒼井は「それも微笑ましいですね」とフォローし、スタジオは和やかな空気に包まれた。

　ほかにも印象深いシーンや、苦労したシーン、また、名塚が担当したセリフパートとAdoが担当した歌唱パートの声のすり合わせ方やこだわりも語られたりと、続々と裏話が飛び出すなか、さらには、ウタ、ルフィ、シャンクスのアフレコ裏話も。

拡大する

　分散収録のなか、ルフィ役の田中真弓、シャンクス役の池田秀一と3人で収録ができたと語った名塚は、「お二人がいてくださるので一瞬でワンピースの世界観が作り上げられていて、そこに乗っからせていただいて、引っ張ってもらいながら収録している感じでしたね」と長く作品に携わる2人に助けられたことを語る。

　また、ウタがシャンクスの娘でルフィの幼馴染という設定について、田中も池田も衝撃を受けていたと語った名塚。そんな田中との収録について名塚は、今までウタという存在を知らずにルフィを演じてきたなかで、田中も「急に“お前、ウタだろ？”ってセリフに入れるのか」と心配していたことを明かしつつ、「真弓さんがすごいのが、第一声“お前、ウタだろ？”って言った瞬間に、私も自然に“ルフィ？”って、今までずっとルフィって言ってきたような、あっという間に映画の世界観に引っ張り込んでくださったんです」と、これまで何年も培ってきたもののハードルを優に超えてきたことを語った。

　また、池田についても「おおらかで柔らかい雰囲気で、ルフィもウタも包み込んでくれる。シャンクスが2人の名前を読んでくれたら一瞬にして“お父さん！”って子供たちの気持ちに帰れる」と自然に、3人の世界に引き込んでくれたことを語り、本当の親子と幼馴染のような3人の関係性を感じるアフレコの裏話に、蒼井は「この話だけで泣けるんですけど」「鳥肌たっちゃいます」と感動していた。

拡大する

　そしてコーナーの最後には、原作者の尾田栄一郎氏直筆のイラストに合わせ、ウタの歌唱パートを担当したAdoが歌う『ウタの絵描き歌』が初解禁され、3人は大興奮。その後、実際に絵描き歌に沿ってウタのお絵かき対決が繰り広げられ、「あれなら俺にもかける！」と自信満々だった森久保のイラストにツッコミが殺到したりと、和気あいあいとした雰囲気でコーナーを締めくくった。