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 12月31日に東京・日本武道館で開催されるももいろクローバーZによる年越しカウントダウンイベント『第6回 ももいろ歌合戦』。この模様はABEMAにて17時から8時間にわたり無料生配信される。

【映像】第6回 ももいろ歌合戦 記者会見

 ABEMA TIMESではももクロ百田夏菜子玉井詩織佐々木彩夏にリモート取材を実施し(※高城れにはスケジュールの都合で欠席)、開催前の心境や『ももいろ歌合戦』を開催する上で作られたこだわりについてなどを聞いた。今回も初出場アーティストが多数ラインナップされた同イベント。リーダーの百田は「また新しい『ももいろ歌合戦』になる」と期待を寄せる。

佐々木「ファンの皆さんといっぱい会えたことを実感する1年だった」

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――今年は本格的にリアルライブが戻ってきた印象です。まず2022年を振り返っていかがですか。

百田: まだ「声を出しちゃいけない」などのルールがあるにせよ、ライブを精力的に行えたのはうれしかったです。私たちがこれまでやってきた季節ごとの大きなライブも開催できたので、それはすごく大きかったと思います。

――まさに7月には3年ぶりの有観客夏ライブ『ももクロ夏のバカ騒ぎ2022 -MOMOFEST-』が2days開催され、先日12月24、25日には『ももいろクリスマス2022 LOVE』が行われました。

百田: そう。ツアーも開催できたし、改めてたくさんの幸せを感じながらライブができたと思います。

佐々木: ファンの皆さんといっぱい会えたことを実感する1年だったよね。たくさんの思い出を作れたのがうれしかったですし、一方で来年はさらにモノノフさん(ももクロファンの呼称)と会える機会をもっと作っていけたらなって。

――来年5月に結成15周年を迎えますが、節目の年を前にどんな心境ですか?

玉井: 今までも5周年、10周年と区切りの良い1年を迎えてはきたんですけど、15周年という数字はやっぱりより重く感じるというか。自分たちも簡単に想像できた未来ではなかったですけど、そんな中でもこの年月の間に、たくさんの関係者やファンの方と出会ったことで、ももクロは進んでこれたのだと思うんです。そういう意味でも来年は1年という単位で感謝の気持ちを伝えていきたいですし、自分たちから積極的に15周年を盛り上げていけたら良いなって。

――そんな15周年イヤーを前に、まずは『第6回 ももいろ歌合戦』という大イベントが今年も大晦日に控えています。武道館で盛大に行われ、かつ非常に豪華な出演者陣が揃いましたね。

玉井: 今年も本当にありがたいことに盛り沢山の内容になりました。でもそんな中で、毎年感じるのは出演してくださる方の年代が幅広いことです。さまざまな世代に響くアーティストの方々がラインナップされているから、やっぱり見てくださる方の年齢層も広がっていってると思うんですね。

百田: 今回もたくさんのアーティストの皆さんが「初出場」としてラインナップされているんですけど、私たちにとっても「はじめまして」の方がいるんです。そんな中で初回からずっと出てくださっている方ももちろんいて、そういう意味でもまた新しい『ももいろ歌合戦』になるんじゃないかなって。

それと、個人的に楽しみなのは、高校の同級生だったみんなが今回たくさん出演してくれるんですね。超特急とか、鈴木愛理さんもそうなんですけど、なかなかライブで共演するということはなかったので、勝手に“同窓会ができる”ってことにワクワクしてます(笑)。

――『第4回 ももいろ歌合戦~ニッポンの底力~』では朝日奈央さんと高校の同級生コンビとしてステージに上がって、コメント欄も賑わいを見せていました。

百田: あはっ(笑)。でもそういうのも『ももいろ歌合戦』の楽しみ方だなって個人的に思っています。

――佐々木さんは?

佐々木: どのフェスに行っても、こんなに多様なジャンルのライブが一気に見られることなんてないと思うので、みなさんのパフォーマンスはもちろん楽しみなんですけど、同時に私たちも負けないくらいのライブをしなくちゃいけないと気合が入ってます。アイドルメドレーやアニソンメドレーにも参加するので、お迎えする立場として全力で頑張りたいなって思ってます。

百田「それくらい毎年気合を入れて、年越しそばを食べている」

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――『ももいろ歌合戦』も第6回目を迎え、年末の恒例イベントとなっていますが、主催する側として何かこだわっている点は?

玉井: まずは出演してくださる皆さんに楽しんでもらいたいという気持ちが1番にあります。なので、ケータリングのスペースは充実してもらうようにはしています。やっぱり、リハーサルも含めたら長丁場になっちゃうので、“空き時間も楽しんでもらいたい”というのは意識しています。

私たちもフェスにお邪魔することがあるんですけど、観に来てくださるお客さんを楽しませるのはもちろん、出演する側もおもてなしの心で迎えてくれるんですね。そういうのをいろんなフェスに参加して学びました。

百田: 最初は完全に見様見真似だったんですけどね。「氣志團万博」「イナズマロック フェス」「黒フェス」など、毎年お世話になっている先輩方のフェスの裏側を見ることで、私たちも“出演してくださるみなさんに楽しんでもらいたい”という気持ちがより強くなりました。なので、美味しいものを見つけたりすると「これを年末の『ももいろ歌合戦』で食べてもらおう!」と提案して、お店の方にお願いしたりしています。

それと年越しそばは絶対食べたいもののひとつ。でも当日はバタバタしていて、特に前々回は本当に食べるタイミングがなかったんです。なので、玉さんには申し訳ないんですけど、玉さんが歌っている裏側で私たちは年越しそばを食べていました(笑)。

――そんなことがあったんですね(笑)。

百田: そう。どうしてもそのタイミングしかなかったんですよ。スタッフさんから「メンバーが歌っている時だったら」とお許しが出て、玉さんが歌っている時に食べました。それくらい毎年気合を入れて、年越しそばを食べているので、今年も絶対にやり遂げたいです。

――ちなみに百田さんが「美味しい」と感じケータリングに加えたものは何だったんですか?

百田: ちゃんこ鍋です。

玉井: 3〜4年前に東京・明治座で舞台をやっていた時に、共演者の方でちゃんこ鍋屋さんを営んでいた方がいらっしゃったんです。明治座の舞台でもケータリングを入れてくださっていたんですけど、それがすっごく美味しくて…!

百田: ほんっとに美味しい…!

玉井: それから『ももいろ歌合戦』のケータリングでもお願いしていて、今年も出してくださるんです。

――それは出演される方々も楽しみな情報ですね。

百田: はい。ぜひ、それも楽しんで欲しいです。ほんっとに美味しいので…!

来年結成15周年を迎えるももクロ 玉井「私たちもここから先はさらに冒険の旅」

――今年は『ももいろ歌合戦』初の“映像付き裏実況企画”もABEMAで生配信されます。元乃木坂46の新内眞衣さんとお笑いコンビの東京ホテイソンがMCを務め、複合的にイベントを盛り上げていく予定です。

佐々木: 本当にありがたいです。ABEMAさんはもちろん、ラジオだったりさまざまなメディアが関わってくださることで、『ももいろ歌合戦』も熱気を帯びていってると思います。出演される皆さんの中にも自分でYouTube用の動画撮影をする方もいそうだよね。

玉井: 確かに。

佐々木: なので当日観戦するのはもちろん、年が明けてから公開される映像もあると思うので、いろんな楽しみ方をしてもらえたらなって。

――新企画「ももいろクローバーZによるマー君が今、ライブで観たい田中将大応援歌メドレー」の実施も決定しています。「30分超えノンストップ最強アイドルメドレー」も行われますが、1年間を駆け抜けたみなさんの体力に心配はないですか?

百田: 始まってしまえば本当にあっという間に終わってしまうんですよ。もう『ももいろ歌合戦』も6回目なので、なんとなくリズムは掴めてきています。もちろん出番の時間は全力でパフォーマンスしつつ、ペース配分だったり、絶対に年越しそばを食べられるように、上手くスケジュールを組みながら、裏でもみんなで年越しできる時間を思う存分満喫したいと思ってます。

佐々木: 見てくださる方にも「あっという間の8時間だったな」って思ってもらえるように頑張りたいですね。

――最後に、改めてももクロは来年5月に結成15周年を迎えます。ずばりどんな1年にしたいですか?

玉井: 私たちもここから先はさらに冒険の旅というか自分たちで歩みを進めていかないといけないと思っています。周りへの感謝を伝えながら、そしてグループとしてのあり方もみんなと見つけながら、15周年を盛り上げていきたいなと思います。

――以前、百田さんに取材した時「独自のラインで勝手に活動してきたのがももクロ」と仰っていて、それがすごく印象に残っています。そんな中でやっぱり、ももクロが道を切り開いていく姿に元気や勇気をもらったという方は多いと思うんですね。そういう意味でも15周年の先が楽しみというか。

百田: 正直に言うと、“道を切り開いている”という自覚はないんです。気づくといつも私たちが進んでいる道が独自の路線になっていたというか(笑)。

――あはは(笑)。ももクロの強さを感じさせるエピソードですね。

百田: でも最近も先輩方にすごく褒めていただくことがあって。『ももいろ歌合戦』を続けていたことで「自分たちで道を切り開いている姿がすごくかっこいい」と仰っていただいたんです。その時にやってきて・続けてきて良かったと思えましたし、これからも変わらずにみんなで進んでいったら、また新しいことが見つかるんじゃないかなって。モノノフさんも含めて、チーム一丸となってこれからも盛り上がっていけたらと思います。

――佐々木さんは来年5月21日にソロコン開催(『AYAKA NATION 2023 in Yokohama Arena』)も決まってますね。

佐々木: そうですね。私のソロコンもれにちゃんのソロコン(『高城れにソロコンサートまるごとれにちゃん2023』3月9日開催、『高城れにソロライブ 30祭(仮)』6月25日開催)も決まってます。リリース情報も発表されましたけど、まだまだ私たちについて発表されていないこともありますし、もっともっと盛り上がる1年になるんじゃないかなと思います。いつも応援してくださるモノノフの皆さんに感謝を伝えることはもちろんですけど、ももクロのイメージが「学生」とか「幼い」で止まっている皆さんにも、15周年を迎え大人のももクロになったことを改めて、知ってもらえる1年にしたいなって思います。

――『ももいろ歌合戦』はもちろん、来年の15周年イヤーも楽しみにしています。

3人: ありがとうございます! 来年もよろしくお願いします!

取材・テキスト:中山洋平
 

■ABEMA 『第6回 ももいろ歌合戦〜50組以上の超豪華出場者と年越し8時間無料生放送〜』 番組概要
 

ももクロ、6年目の大晦日イベントに期待「また新しい『ももいろ歌合戦』になる」インタビュー
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放送日程:2022年12月31日(土) 午後5時〜生放送
放送チャンネル:ABEMA SPECIAL2チャンネル
放送URL: https://abema.tv/channels/special-plus/slots/B9i6BkhYYd1Fao

【総合司会】
東京03 飯塚悟志[5]

【出場者 (50音順、[ ]内は出場回数)】
アイドルマスター シンデレラガールズ [初]
AMEFURASSHI(愛来、市川優月、小島はな、鈴木萌花)[2]
Anna[2]
いぎなり東北産[2]
=LOVE    [初]
石川柊太[4]
泉谷しげる[4]
五木ひろし[2]
ukka[初]
ウマ娘 プリティーダービー[2]
オーイシマサヨシ[3]
岡田将生 [4]
オテンキ[初]
かが屋[初]
氣志團[6]
CROWN POP(三田美吹)[2]
小西成弥[初]
サイプレス上野とロベルト吉野[6]
ささきいさお[初]
THE SUPER FRUIT[初]
さだまさし[6]
塩乃華織[6]
湘南乃風[初]
笑福亭鶴瓶[6]
私立恵比寿中学[4]
水前寺清子[6]
SUPER★DRAGON[4]
鈴木愛理[初]
青春応援団 我無沙羅[初]
声優と夜あそび森久保祥太郎仲村宗悟)[初]
SOPHIA    [初]
Da-iCE[2]
田中将大[6]
TEAM SHACHI[初]
超ときめき♡宣伝部    [3]
超特急[初]
東京女子流[5]
東京ホテイソン[2]
土佐兄弟[初]
Toshl(龍玄とし)[初]
戸田恵子[3]
703号室    [3]
西川貴教[4]
nobodyknows+[初]
Novelbright[初]
BUDDiiS    [初]
播磨かな[2]
ばんばんざい[初]
THE BEAT GARDEN[初]
ファーストサマーウイカ[3]
FANTASTICS from EXILE TRIBE[初]
ヘラヘラ三銃士[初]
B.O.L.T(内藤るな)[2]
松崎しげる[5]
松本明子[6]
ミュージカル『刀剣乱舞』刀剣男士(豊前江/桑名江/松井江/五月雨江/村雲江/水心子正秀)[初]
森口博子[6]
山本譲二[初]
wacci[初]

※出場者に一部変更が生じております。なお、本件によるチケット代の払い戻しはございません。予めご了承ください。
※一部出演者はVTRでの出演となります。

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