郷ひろみが芸名を巡り、ジャニー喜多川さんに思わず抗議してしまったエピソードを明かした。
郷は元日放送の『7.2 新しい別の窓 #58』にゲスト出演。デビュー50周年を記念して、稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾と“ホンネトーク!”を繰り広げた。
スタジオには郷の歌手生活の足跡を辿る、全108シングルのジャケット写真が掲載されたパネルが用意された。そんな中、郷は5thシングル「裸のビーナス」のジャケット写真を指差し、「見てくださいよ。普通こんな格好しませんよ」とコメント。しかし草なぎは「後にも先にも、こんな格好するの郷さんだけですね。でも似合ってます」と絶賛していた。
そんな郷は1972年、シングル「男の子女の子」でデビュー。ジャケットの写真撮影を振り返り、郷は「なんとなく覚えてます。“笑って”とリクエストされても、当時は上手く笑えなかった。そんなに簡単に笑顔を作れなかったのは覚えてますね」と明かした。
デビューのきっかけは近所の人が勝手に写真を応募して、それが審査を通ったからだという。しかし、郷はデビューする際、芸名を巡りジャニーさんに抗議してしまったことがあったそうだ。
郷は「本名は“ひろみ”なんですけど、芸名がまだ決まっていなかった時に、女の子たちが“レッツゴーヒロミ、ゴーゴーヒロミ”って応援してくれてて、ジャニーさんがそれを聞いて“それ良いな”って。でも僕としては”レッツゴーヒロミですか? それピン芸人じゃないですか”って言ったんです」と回顧。しかしジャニーさんは「いや、レッツは取るよ」と即答したそう。稲垣が「勇気を出して言ってなかったらレッツゴーひろみになってたかもしれないですね」とコメントすると、郷は「そうだったのかもしれない」と笑っていた。
(ABEMA『7.2 新しい別の窓 #58』より)