1月6日の放送をもってついに最終回を迎える『私たち結婚しました 4』。俳優の久保田悠来とモデル・俳優に加えてABEMA公式アナウンサーとしても活躍する貴島明日香、俳優の瀬戸利樹とモデルで俳優の紺野彩夏、それぞれが織りなす夫婦の形に、視聴者から多くの反響が寄せられている。
ABEMA TIMESでは最終回を前に2組の合同取材を実施。4人から話を聞きながら、今回の『私たち結婚しました 4』での結婚生活のエピソード、そして最終回を前に何を思うのかなどを探った。
久保田&貴島、瀬戸&紺野「かわいい夫婦」「2人は大人」それぞれの印象
――まずお互いの夫婦についての印象を教えてくれませんか。
久保田: とてもかわいらしい夫婦ですよね。
貴島: 第6話でのダブルデートが終わって、2人が帰ったあとも「かわいい夫婦だったね」って話をしていたんです。でも2人には「かわいらしさ」って年齢からくるものじゃないんだってことを教わったというか。
久保田: そうだね。
貴島: しっかり者の彩夏ちゃんと、ちょっと天然で一生懸命な瀬戸さんのバランスが絶妙に上手く噛み合っているのが素敵だなって思います。そういう部分がかわいらしい印象に繋がっているのかなって。
――この意見を聞き、どうですか?
紺野: 恥ずかしいです(笑)。
瀬戸: 逆に僕らと違って、お2人は大人ですよね。接するうちにそうではない部分も見ましたけど(笑)。
――紺野さんはどんな風に、久保田&貴島夫婦を見ていますか?
紺野: すごく良いバランスだと思うんですけど、未公開映像(【プレミアム限定】夫婦2組で過ごした夜〜禁断の未公開)では2人共、ゲームに夢中で、明日香ちゃんは負けず嫌いで。久保田さんも楽しそうにしていたし、もともと大人なイメージがあったので、そのギャップは見ていて微笑ましかったです。ダブルデートの中では大人の雰囲気はありつつも、こっちの精神年齢にも合わせてもらって…。
貴島: 違う、違う(笑)!
久保田: 1ミリも合わせてないっていうね(笑)。普段通りです。
貴島: むしろ「私たち盛り上がり過ぎてて大丈夫?」って心配してたくらいです。ボウリングの時とか特に。ボウリングは悔しい結果だったので、私の負けず嫌いな部分が出ちゃったけど。
瀬戸: でも僕らが勝てたのはたまたまだよね? (久保田&貴島が来る前に)2人でやってた時は、全然スコア出ていなかったんです。
貴島「悠来くんは一緒にお酒を飲む相手としても抜群の人」
――まさにボウリングのように、さまざまなデートを重ねてきましたが、その中でも特に印象に残っているものは?
久保田: やっぱり静岡・伊東市に出掛けた新婚旅行ですね。向かう中での新幹線からお酒を飲み、お酒を切らすことなく楽しみました。
貴島: でも本当にあれが1番、心の距離を近くしてくれたよね。近くなったというより、心をより開くことができた旅行だったかもしれない。お酒の力もあったと思うけど(笑)、私の話を悠来くんがちゃんと聞いてくれたから、感情が溢れ過ぎちゃって…。
久保田: 新幹線の中でもじっくり話をしてたんだよね。そういう時間があったからこそ、最後に気持ちが溢れたのかもしれないね。
――お2人はお酒を飲むペースも揃っていて、そこの相性も良いですよね。
貴島: あっ、でもそれは本当にそうです。本当に同じペースで、同じハイボールを飲んでたもんね。
久保田: 夫婦の家にもウイスキーを置いてましたが、夫婦生活中に4〜5本は飲み干したくらいですから(笑)。もちろん明日香ちゃんと一緒に飲む楽しさが、飲みのペースを早めてくれてるんだけど。
貴島: 私も悠来くんは一緒にお酒を飲む相手としても抜群の人(笑)。みんなも悠来くんと“飲み友”になると楽しいですよ。
久保田: 国民の飲み友(笑)。肝臓の都合がつけば良いけどね。
紺野、瀬戸の天然な一面は「もはやそれが意外じゃないゾーンになってきた」
――紺野さんと瀬戸さんの印象に残っているデートは?
紺野: 私たちも石川・金沢市に新婚旅行に行ったことですね。
瀬戸: そうだね。僕らも旅してる時はお酒を飲んでましたから。
紺野: お2人(久保田&貴島)とダブルデートをして以降、結婚生活中のお酒の量が増えました(笑)。
貴島: 彩夏ちゃん、めっちゃ飲めるよね! うれしい。
瀬戸: すごいんですよ。めっちゃ強くて。でも僕は弱いから、ダブルデート中4人で一緒に飲んでいるときは途中から“ぷわ〜”って熱くなっちゃって。
紺野: そう、だから途中で水渡したの(笑)!
久保田: 彩夏ちゃん、気が効くよね。
瀬戸: でも、旅行では僕の好きな兼六園に連れて行くことができましたし、すごく楽しい思い出ができました。運転も「ずっとしたい」って言ってたので、初心者にぴったりな浜辺の真っ直ぐな道を選んで、一緒に走れたのは僕もうれしかったです。
紺野: 普段の日常とは違って、旅行ならではの空気感を2人で楽しめたと思います。
――結婚生活で発見した相手の意外な一面はありますか?
貴島: 意外な一面ね…。もう意外だと思う部分がなくなっちゃったかも。1番最初は“面白いところ”がギャップだと思っていたんですけど、逆に今は真面目に仕事しているところを見ると「意外な一面」だなって(笑)。
――紺野さんはいかがですか?
紺野: 最初はこんな天然なイメージはなかったんですけど、私ももはやそれが意外じゃないゾーンになってきていて…。
貴島: そうなんだよね! 夫婦として過ごしていると意外だったものが日常になる。
紺野: 通常運転だなって思いますよね(笑)。でも第7話で中田(圭祐)さんと3人で同じ時間を過ごしたんですけど、男友達と一緒にいる時はなんか「意外な一面」と感じました。
貴島: 中田さん、瀬戸さんを「現場ではしっかりしてる」って紹介してたよね…?
紺野: そうなんですよ! それも意外(笑)。
瀬戸: いや、しっかりしてるんですよ(笑)。なんていうんだろう、接する人によって引き出されるものってあるじゃないですか。
――しっかり者の紺野さんが相手だからこその瀬戸さんの人柄というか、身を委ねることが夫婦としてベストの形だったということですね。
瀬戸: そうですね(笑)。甘えさせてもらってます。
結婚生活の終わりを迎える4人が今感じること
――“結婚相手がこの人で良かった”と思う場面はありましたか?
貴島: 私は人に甘えたり、弱音を吐いたりするのがあんまり得意じゃないんですけど、悠来くんは大人なので、いつもちゃんと話を聞いてくれるし、良い言葉をかけてくれる。そこはすごく良かったと思う点です。
久保田: 良かった(満面の笑み)。
――そんな久保田さんは?
久保田: 序盤の方にじっくり話す機会があったんですけど、会話の内容やテンポが心地良かったところですね。
――すごく重要なポイントですよね。言葉で説明するのは難しいけど、人間が接する上で相性っていうのはどうしてもあるわけで。
久保田: そうですね。すごく自然で接してきてくれたのも良かったです。
――貴島さんはナチュラルな一面がかわいらしかったです。反響が大きかったのでは?
貴島: そうですか(笑)? でもありがたいことに、視聴者の方には「柔らかい雰囲気が良いね」って言ってもらえたり、「良い意味でいつもへらへらしてるんですね。あんなに笑うなんて知らなかった」って声ももらえて(笑)。ずっと素でいる中で、特に同性の方にたくさんの感想ももらえたのはうれしかったです。
――瀬戸さんはいかがですか?
瀬戸: たくさんあり過ぎるんですけど、中でも目をめっちゃ見てくれて話をしてくれるのはうれしかったです。気持ちが言葉にプラスして伝わってくるというか。逆に見られ過ぎて、僕はドギマギしてしまうことも多かったんですけど(笑)。
紺野: 慣れてよ(笑)。
――そんな紺野さんは?
紺野: ずっと天然というか、いつでも変わらぬ姿に安心感を抱くようになりました。私は4歳年下なので、最初は“どうなんだろう”と少し構えちゃう部分もあったんですけど、気負うことなく過ごすことが出来て、それは良かったなって思います。
――今後迎える最終回、2組の結末も楽しみにしてます。今日はありがとうございました!
瀬戸&紺野: ありがとうございました!
久保田: ありがとうございました。
貴島: 最後に良い声出してる(笑)。
『私たち結婚しました 4』最終回は1月6日(金)よる11時よりABEMAにて配信。
取材・テキスト:中山洋平