「誰かと親しくなるのが難しい」バーチャルアイドル、その中身は人見知りの少女『少女リバース』#3

　明るく元気な性格のバーチャル少女・ももかを、現実世界で操る少女が、人見知りな性格であることを打ち明けた。

　バーチャルアイドルのサバイバル番組『少女リバース（RE:VERSE）』＃3が、1月15日（日）より、ABEMAにて配信を開始した。

『少女リバース（RE:VERSE）』とは

　『少女リバース（RE:VERSE）』は、これまでにも多数のサバイバル番組を手掛けてきたグローバルエンターテインメント企業のカカオエンターテインメントと、さまざまな韓国コンテンツの制作・配信に力を入れているABEMA、日本における韓流エンターテインメントのパイオニア「I M X」が初タッグを組み、お届けしていく新しいサバイバル番組。
　
　本番組に参加するのは、過去にK-POPシーンで一世を風靡していたアイドル、現在も活動している人気ガールズグループのアイドルら30名。参加者たちは現実世界での正体を隠したまま、「W」と呼ばれる仮想空間に入り、バーチャルキャラクターを通じて、自身の魅力をアピールしていく。最終メンバーに選ばれた5名は、メタバースで新しいガールズグループとしてデビューを果たす。なお、現実世界での参加者は「少女X」、仮想空間である異世界「W」内でバーチャルキャラクターに変身した参加者は「少女V」と呼称される。

「最大のメリットは別の自分になれること」

　今回も異世界「W」にやって来た少女Vたちが、一対一で対決。歌やダンスのパフォーマンスで競い合い、勝敗を決定した。対戦直前にも関わらず、和気あいあいと会話を交わす、2人の少女V。漫画の世界から飛び出した朗らかガール・ももかと、異世界「W」から300光年離れた星「Gliese-832C」で、原初の生命体という設定のリエンだ。

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　個性豊かな少女Vたちの中でも、ひときわインパクトのある設定のリエン。星で唯一の生命体であるため、いつも1人で歌っていたが、「これからは人前で歌って踊りたい」と、サバイバルへの参加を決めたというストーリーだ。瞳は青と紫のオッドアイ。クールでどこかミステリアスなルックスも、遠く離れた恒星出身という設定に、よくあっている。

　そんなリエンの自己PR映像に、心を奪われたのが、ももかだった。「リエンさんが一番印象深かったです。キャラ作りについても聞きたいです」と関心を寄せ、異世界「W」でリエンに会うと、「こんにちは」と明るく挨拶。「一番気になっていた人よ」と声をかけた。ほかの少女Vとも積極的に交流を図るももかだったが、現実世界で彼女を操る少女Xは、人見知りな性格。「誰かと親しくなるのが難しいんです。完全に人見知りで」と説明し、「出演者にとって最大のメリットは、別の自分になれることですよね」と、“もう1人の自分”との出会いに期待を膨らませていたのだった。また、異世界「W」を訪れる直前には、「緊張する」と言って大きく息を吐く、少女Xの姿も見られた。

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緊張しながら異世界「W」へ…待っていたのは友達との出会い

　「1人でも友達ができたら出演した甲斐があるので、それが１つの目標です」と話すほど、友達作りを重要視していた、ももかの少女X。以前から気になっていた存在のリエンと、異世界「W」で対面すると、2人はすぐ友達に。以来、2人はどこへ行くにも一緒だった。リエンも「ももかと楽しい時間を過ごせました」と話していたが、友情と勝負はまた別物。リエンが対戦相手に指名したのは、なんと、ももかだったのだ。